迎車料金については知っている人が多いと思います。
タクシーを呼ぶと、請求される料金です。
その迎車料金に変動制が導入されるかも。
迎車料金は、タクシーを電話やアプリで指定の場所に呼んだ場合に発生する料金です。
金額は、会社ごとに違い取っていない所もあれば何キロまで定額で決まっている所もあります。
今までは、どの時間帯に呼んでも同じ料金でした。
しかし、迎車料金にも変動迎車料金を導入しようということになりました。
国交省が、タクシーの定期券、回数券の制度の導入と同時に、迎車料金についても変動迎車料金を導入しようと言うことで、
１１月３０日から申請の受付を始めました。
定期券、回数券に関しては→タクシーに定期券、回数券が！？で説明をしました。
今回は、変動迎車料金についてです。
文字通り、迎車料金が変動＝固定でなく時と場合によって変わる。ことになります。
具体的にはどの様な事かと言いますと…
時期や時間帯、天気などに応じて料金を区分て、混雑時は現在の４倍を上限により高く、空いている時はより安く設定できる。
と言うことらしいです。つまり今までは年末年始などの混雑時でも迎車料金は一緒だったが、
申請をして認可が下りれば迎車料金を柔軟に変えられると言うことです。
………４倍までってすごいな。実際に４倍にする所はあるのかは置いておいて。
例えば、６００円の迎車料金としていたら１２月の金曜日深夜は、タクシー需要が高いから４倍に…
とかだったら２，４００円！？（笑）これはないなー。高すぎる。１．５倍の９００円とかが現実的な落としどころかな。
でも、２００円の迎車料金の会社だったら４倍でも８００円か。
逆に考えると、迎車料金を取っていない会社はガンガン無線やアプリが鳴ることになる？
でも、迎車が入りすぎてもその会社のタクシーの台数には当然限りがあるわけで、
対応出来ない位入ってきたら逆にお客様離れを引き起こすかも。
難しい所ですね。難しいと言えば、時期や時間帯で迎車料金が変わるのは分かりやすいとして、
天気で変わるのは分かりにくいかも。
どれ位の天気を予想しているのかな？事前に台風が来ると分かっている場合とか？
それとも雨だったら上がりますとか？でも雨でも傘の要らない位の小雨もあれば傘が役に立たない大雨もあるわけで…
実際に導入されたらどのような感じになるのか見てみたいですねー。
この変動迎車料金ですが、定期券、回数券と同じく申請をして認可が下りてから導入なので、
実際に運用が開始されるのは、年明けからになると思います。
都会よりも、タクシーの台数の少ない地域での導入が予想されるのかな。
都会でやったら食い合いがすごいことになりそう……。
この新型コロナウィルスが流行する中で、どれ位の会社が上げる方向の導入をするか分かりませんが、
導入されたタクシードライバーさんの感想とかあがったら読んでみたい。
もしくは、お客様の声かな。しかし、こういったことって当たり前だけど、知らないお客様が多いだろうから、
導入された会社のドライバーは最初は大変だろうな……。
