点字ブロックって何か知っていますか?
地面にある黄色い点がついた道です。
これはとても大切な役割があります。
歩道や駅構内に一部色が変わって、ボコボコしている道があると思います。
大概が黄色のブロックになっています。
これは何のためにあるのか知っていますか?
多くの人は知っていると思います。
点字ブロックの正式名称は「視覚障害者誘導用ブロック」と言います。
視覚障害者のための設備です。点字ブロックの上を歩くことで、
安全な誘導で進むことが出来ます。凹凸があるので、
足裏の感覚、もしくは白杖での接触によって安全に進む方向を確認します。
目が見えない視覚障害者の方にはなくてはならない場所です。
でも、前述の通りに歩道や駅構内にあります。
駅構内は、基本歩行者しかいませんから安全ですけど、
歩道はどうでしょうか?歩行者はもちろんいます。
それ以外にも視覚障害があるひとからしたら、とても危険な自転車が通ります。
それを避けるためにも本来は安全で何も物を置いていないはずの点字ブロックを通るのです。
が!!そこに駐停車する人がいるのです。
自転車、自動車、バイクなどです。
先日コンビニに駐車しているトラックが歩道にはみ出していました。
通常の乗用車でしたらはみ出さないサイズの駐車場ですが、トラックだったので歩道まではみ出していました。
上記の図のような感じです。私は車道で信号待ちでした。
普段ならなんとも思わないですが。
何気なく見ていると歩道を白杖を持った人が歩いてきました。
黄色の点字ブロックを歩いています。
当然そのまま歩いていくとトラックがいました。
白杖でトラックに接触するので直接激突することはありませんが、
トラックを白杖で叩いて確認していました。
トラックには、3人乗っていました。その人たちを見ると困惑した感じでした。
もちろん危ないので今更車を動かすことも出来ませんし、
どのように声をかけていいのか分からなかったのかもしれません。
点字ブロックを塞いではいけない…という法律はありませんが、
歩道に駐車をすること事態が駐車違反になります。
他には、自転車が点字ブロックを妨げている場合があります。
引っ越しのトラックや工事で塞いでいる場合など…様々な状況があります。
誘導員がいたり、近くに人がいたりしたら注意を促すことはできますが、
いないことも多いともいます。
実際にぶつかって大けがをした場合もあります。
その際に心無い言葉をかける人もいるそうです。
なんで優しく出来ないんでしょうね?
白杖を持っている=視覚障害者です。
点字ブロックは、目が見えない人たちにとってはなくてはならない道です。
それをふさがないようにしましょう。
また、困っている様子を見かけたら出来る範囲で手をかせるといいのになーと思います。
ということで、自動車、自転車はその上に置かないようにしましょう。