ちょっと前にかもしれない運転を考えましたが、
そうしたら切っても切れないものが、だろう運転。
だろう運転はどういう運転でしょうか?
かもしれない運転は難しい。をちょっと前に考えました。
もしかしたら飛び出してくるかもしれない。
と考えながらもしかしたら…安全に運転することです。
その対義ともあるのが「だろう運転」です。
では、だろう運転とは?
自動車の運転において、事故に繋がるような楽観的予測に基づいた運転を戒める日本語の慣用句。
by wikipediaです。 慣用句なのか(;^_^A
説明にあるように、楽観的予測です。
つまり下記の様に考えることです。
・信号は黄色だけど、赤信号に変わるまでに渡れるだろう。
・深夜だからこんな所に歩行者はいないだろう。
・対向車のスピードはそんなに速くないだろうから、右折できるだろう。
このような考えを持つことです。ダメですね。
かもしれない運転の考えの真逆です。
大丈夫だろう~来ないって~安全安全~と楽観的な考え方の事です。
「だろう運転」は、事故を起こしてしまいます!!
事故を起こした人の発言でよくあるのが、上記のだろう運転例から考えると…
「信号は間に合うと思っていた」
「歩行者は来ないと思っていた」
「対向車の速度は遅いと思っていた」
という感じです。甘い予測から事故を起こした時の言い訳です。ダメですね。
慣れてしまうとだろう運転が起こりやすくなります。
「いつもこの道を同じ時間に通っているけど歩行者はいつもいないから、今回も歩行者はいないだろう」
「このスピードだったらこれ位のカーブは曲がれるだろう」
「見通しのいい直進道路だから前の車が急ブレーキを踏むことはないだろう」
という感じです。いつも…、今までは…、同じようなシチュエーションで…という慢心がだろうを生みます。
今まで大丈夫だろうという思い込みが事故を起こす可能性を高めます。
この「だろう運転」は、自動車の運転だけでなく、
道路を使用するすべての人にあてはまります。
自転車も、「自動車は止まってくれるだろう」と信号のない車道を横断したりします。
とても危険な行為です。それに、車道の自動車が、
「車道を横断する自転車はいないだろう」と考え漫然とした運転をいたら、
事故が起きる可能は高くなります。お互いが、大丈夫だろうと思っているから起きてしまいます。
歩行者も、「歩行者用信号が点滅しているけど、間に合うだろう」と思って渡りだして、
間に合わないことは日常茶飯事ですね。
この行為にドライバーが、「歩行者が点滅で渡りだしているけど、間に合わないだろう」といい方にだろうの予測を思っていればいいのですが、
そうでないこともあります。歩行者を見落として、目の前の信号が青になったからと動き出したら歩行者が…なんてこともあるかもしれません。
上記でたくさん例をあげたように、ちょっとした油断で都合よく大丈夫だろうと考えるのではなく、
もしかしたら…かもししれないという思いを持って運転を心がけるようにしましょう。