ニュースで取り上げられています。
タクシーに対する不当な請求。
これは…ニュースになったけど結構ある事なんですよね。
ニュースで取り上げられていますねー。
「福岡市内で出没する挟まれ屋」
どういった内容の事件かと言うと…
福岡市内でタクシーに乗ってきて、靴がドアに挟まった。
靴に傷がついた。靴は高いものだから…どうしたらいいと思うよ!
修理代がいるよ!とか色々言います。要は現金をゆすり取ろうと言うことです。
………はぁ…としか言えませんねー。
古典的な手口です。動画を見ましたけど挟まる気ばっちりです。
座席のギリギリに座って…。動画を見るとクラウン系のタクシーですね。
ジャパンタクシーだったらスライドドアで閉まるのがゆっくりだから挟まるのが難しいかな?
「ケガをした」、「カバンが挟まった」、「足が挟まった」、「コートが挟まった」等々
まぁ色々な物が挟まりますよ。
これらの対応としては…
・ドアの開閉の声掛け
・その場で現金を支払わない
・警察、会社(営業所)への連絡
上記が基本です。
・ドア開閉の声掛け
基本中の基本です。「ドア閉めますね。」
この一言で被害に遭う可能性は軽減できます。
そもそも声掛けないと通常のお客様でも危ないよ。
・その場で現金を支払わない
警察呼んで、会社に連絡して…時間が取られることをタクシードライバーは嫌がります。
それよりも、現金を払って速やかに厄介ごとを終わらせたいと思ってしまう人がいます。
仕方のない事です。私達タクシードライバーはお客様を乗せて稼いでいますので、
時間が取られれば、ご乗車いただける人は減ります。
だからと言ってその場で支払ってなかったことにすると味をしめて、次の被害に繋がってしまうかもしれません。
・警察、会社(営業所)への連絡
足が挟まってケガをした、物が傷ついたなら車内事故になります。
速やかに連絡です。もちろん、挟まれ屋は第3者への連絡を嫌がります。
ケガをしたというならなんなら救急車も要りますか?と言ってみましょう。
ドアの勢いによっては挟まると足の指の骨折も考えられますしねー。
連絡をしないと、営業所に直接乗り込んでくることも考えられます。
連絡をしておくことで、ちゃんと記録として残ります。
車内で電話をしましょう。ドライブレコーダーに記録されますから。
上記の様な対応です。多分どの会社でも言われていると思います。
取り合えず、会社に連絡は必須です。
当たり屋でも同じ対応です。基本は、「個人でその場で対応しない。」
ただ、ドアの開閉の時後ろを見るけど完全に視覚に入れるのは難しい…。
コートの裾とか分からないし……。声掛けは必ずするしか対応は出来ない。
でも、声掛けしてから閉めても「俺は、閉めてもいいとは言わなかった」とか言われると面倒。
悪いことを考える人は、たくさんいますから。
でも、今のタクシーには必ずドライブレコーダーが付いています。
そして、大半は車内の音声も記録しているので、
こちらが非のない対応をしていたら問題ないです。
こういったニュースが出回ることで、
抑止力にもなりますけど、模倣犯も出るかもしれません。
しっかりとした対応で立ち向かいましょう。