緊急事態宣言が出ていた４月。
事故の件数はどの様になったのでしょうか？
普通に考えたら……。
緊急事態宣言はまず、４月７日に埼玉、千葉、東京、神奈川、大阪、兵庫、福岡の７都府県に出されました。
それから１０日もかからずに４月１６日からは全国へとなりました。
生活は一変して、テレワークの推奨や学校の休校など様々なこと変わりました。
そうなると、人の動きは変わります。
緊急事態宣言は４月の交通の流れを変えました。
ということで、仕事をしていても街中を走る車の台数は目に見えて減りました。
もう夜中なんてゴーストタウンかな？と思う位にいなかったです。
そうなると…減るのが交通事故です！！
交通事故は減った方が嬉しいに決まっていますが、
どれ位減ったのでしょうか？この間４月の交通事故の件数が発表されました。
２０２０年４月の交通事故件数…２万０８０５件
警察庁発表
ということです。
この件数を前年の４月と比較すると…３６．２％減少！！
おぉ～約１万件減っています。
交通事故の死者数は２１３人で、前年より５３人少ない。
と、全国的にはこんな感じの数字ですが…
都市部ではここまで減少していないみたいで…
大阪で比較すると減ってはいるのですけど…
２０２０年４月大阪府交通事故件数…１８０６件
大阪府警発表
前年と比べると８３０件、３１％減少しました。
しかし、死者数は、２人増の９人…。
これは、交通量が減ってはいるけど、
減っていることでスピードを出しやすくなっているので、
大きな事故が起こりやすくなっているということらしいです。
確かに車が少ないとスピードを出しやすくなりますよね。
それは、危ないことこの上ないのです。
ストレス解消で、ドライブをする方もいるかもしれません。
ドライブなら他人に迷惑をかけないし、自分一人だからと思うかもしれませんが、
事故が起きれば自分一人の問題だけではありません。
緊急事態宣言が終わって自粛が緩んできても、不要不急の外出は減らしたいものです。
自粛で、外出する人が減るので自然と交通量が減ったので、
交通事故も減ります。新型コロナは大変なことですが、
その中で交通事故の減少という数字で自粛をしていることが分かります。
また、交通事故を起こさないことで、ケガをすることも減るので、
ひっ迫する病院関係の方にご迷惑をかけることもなくなります。
もし、事故を起こした時にちょっとでも熱があれば
搬送先が中々見つからないかもしれません。
これから、少しずつ元の生活に戻るにつれて、
交通量が増えると思います。
交通事故は、ほんの少しの気のゆるみで起こるので、
自粛生活が終わっても気を緩めずにしましょう。
