ちょっと前の記事で、
UDタクシーについて調査があるといいました。
その調査の結果が出たみたいです。
ちょっと前に
UDタクシーが問題になっています。で全国的に
UDタクシーの乗車拒否について調査をするということに触れました。
10月30日に全国的に行ったようです。
結果は…120人の調査で、27%の32人が乗車拒否などで乗車できなかった。
との調査結果が出たそうです。
思った通りかな~とも思うし、
思ったよりも乗車拒否が少なかったかな?
とも思います。
この問題を取り上げた記事などを読むと、
平均乗車時間は、11.2分、平均降車時間は、5.1分。
とあります。やっぱり時間がかかりますよね。
降車時間は、5.1分とありますが、
あくまでお客様を降ろす時間なので、
その後にスロープを片付けたり座席を戻したりがあると思うので、
結局合計20分以上かかる。
そして、その間は収入は発生しない。
それが問題なのですよね。
UDタクシーの乗降には時間がかかる。
でも乗降にかかる時間は運賃に含まれないので、
歩合制のタクシードライバーからしたら、
損以外の何物でもないです。
UDタクシーのメインととして使われている、
トヨタのJPNタクシーですが、
やはり動画通りに3分での乗降なんて無理ということが、
現れましたね。平均なので、
それ位で乗降できる乗務員もいるかもしれませんが、
ほぼほぼいないでしょう。
また、スロープを使って車いすを乗せるのですが、
お体の大きな車いすの方を乗せるには、
年配の乗務員や体力のない女性乗務員では
大きな負担になるかもしれません。
それによって事故などが起こってしまったら、
乗務員の責任になります。
例えば、同じ車いすの乗降でバスや電車への乗降があります。
乗務員さんや駅員さんがスロープを設置したり、
補助をしてくれます。
言っては身も蓋もありませんが、
その方たちは月給で働いている、
もしくは時給などでしょう。
乗降の補助をしている時間もお金が発生しています。
でも、タクシーは歩合制がほとんどで、
時間を使って乗降を補助してもその時間は収入にはなりません。
収入は発生しないのに、乗降の際の責任はある。
私個人は、障がいを持っている方が
困っていたら助けたいとは思いますが、
ただ仕事上でどこまで助けるかとなると難しいです。
私は現在はUDタクシーではないですが、
いずれ乗るかもしれません。
UDタクシーで乗務をしていたら、
研修を受けて乗せれるようになるのでしょうが、
体力的にお体の大きな男性のお客様とかでしたら、
車いすを押せるかどうか自身がありません。
でも、今はタクシーとして、
セダンタイプは販売されていないそうです。
今後嫌でもUDタイプの車が増えていきます。
障がいをお持ちの方が暮らしやすい世の中になればとは思いますが、
同時にそのことによって健常な方が損をする仕組みにならないように考えなければと思います。