サブマリン現象って知っていますか?

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サブマリン現象って言葉だけを聞くと、
自動車には全く関係なくて海に関係する言葉みたいです。
でも、サブマリン現象が起きてしまうととても危険です。

サブマリン現象って知っていますか?

サブマリンという言葉だけを聞くと、
確か潜水艦のことだっけ…という知識位です。
でも、これに「現象」という言葉が付くと全く違うことになります。
海には全く関係なく危ない現象になります。
「サブマリン現象」は、車内で起きる事故です。

サブマリン現象とは?
飛行機や自動車などにおいて、事故や衝撃により乗員が座席から脱落し、ダッシュボードや座席の下に潜り込んでしまう現象である。
シートベルトを装着していたとしても、座席から飛び出してしまうことがある。腰ベルトのアンカーの位置や、シートの構造が原因とされている。
乗員がシートから室内へと飛ばされるため、シートベルトやエアバックの効果が得られず、室内で二次衝突を起こして被害を拡大してしまう傾向がある。

by wikipedia
つまり、サブマリン=潜水艦。海に潜る。
という所から来ている言葉で、座席の下に潜るのです。
自動車が駐停車している時に遊んで座席の下に…ではなくて、
事故などの思いもよらない事で座席の下に落ちてしまうことです。

起きやすい状況としては、急ブレーキを踏んだ時、衝突事故などが上げられます。
シートベルトを装着していても正しく装着していなかったり、
リクライニングを倒していた時や、子どもが体格に合っていないチャイルドシートの利用をしている場合などが上げられます。

車外に放り出されるわけではないので、まだましでは?と思われるかもしれませんが、
内臓が圧迫されます。下手すれば死亡する可能性もあります。
また、下に身体がずれることでシートベルトが首にかかり圧迫されます。
衝突で前面が大破すれば下に潜りこんだ部分が潰れて危険です。
運転手が下に潜りこむことになれば、ブレーキを踏むことも出来なくなり、
2次事故が起きるかもしれません。考えられる危険はたくさんあります。

予防するには、当たり前ですが、正しくシートベルトを使用することです。
ちゃんと正しい姿勢で座ることです。
子どもさんでしたら、体格に見合ったチャイルドシートを利用して固定すること。

もちろん、各自動車メーカーもサブマリン現象を起こさないように、
シート内部に凹凸を付ける工夫やシートの前端を硬くする、座面を前上がりにするといった構造を座席にしています。
これらは、アンチサブマリンシートと言われていて多くのメーカーが採用しています。

たまに、車内をシートベルトもしないで立ち上がっている子どもを見ます。
論外だなーと思います。サブマリン現象だけでなくて、車外放出もありますし…
シートベルトを正しく着用しましょう。

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