接触していなくても交通事故になる。

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交通事故と言えば、車が何かにぶつかった場合や、
自転車が人とぶつかったとかが思い浮かびますが、
何も接触していなくても交通事故になるかも。

接触していなくても交通事故になる。

交通事故は、起こしたくないですし、起こされたくないです。
多いのは、接触事故です。自動車同士、自動車と人、自動車と建造物など…
どれだけ気を付けていても起きてしまったら逃げずに対処しないといけないですが、
知らないうちに、交通事故を起こして逃げてしまうことになっているかも?

何かに接触したら大抵の人は気づきます。酔っ払いは論外として、
気づいたら止まりますが、接触をしていない状態では気づかない事故もあります。
非接触事故です。文字通り、接触していない事故です。
接触していなくて起きる事故にはどの様なものがあるのでしょうか?

・自動車が急ブレーキを踏んで後ろのバイクが転倒
割とよくあるパターンだと思います。後ろが自動車だと追突事故になりますが、
バイクの場合は、追突することもありますが、
転倒することもあります。バイクで急ブレーキをすると、
タイヤがロックします。そうなるとガクンとなって転倒。
私もこれはしたことがあります。子どもの飛び出しを避けようとして。
その時は、5針位膝を縫いましたねー。

・路地から出てきた自動車に驚いて歩行者が転倒
見通しの悪い道路で歩行者が、突然出てきた自動車に驚いて転倒。これもありそうな事故です。
うわってびっくりして、よろける位ならともかく転倒して、
手をついて骨折…なんて高齢者だったらありそうです。
接触はしていませんが、自動車に驚いて…です。

上記の様な事故が非接触事故になります。
接触はしていないけど、自車が事故の一因になっています。
これを放置して逃げてはいけません。接触していないし…ではダメです。
では、これはどういった罪になるのでしょうか?

これがとっても難しいんですよ。
接触事故は、割と分かりやすいのですが、非接触事故は被害者と加害者との因果関係をしっかりと証明することが難しかったりします。
上記のバイクとの非接触事故の場合、自動車が急ブレーキを踏んだから転倒ですが、
バイクはどれ位の距離で後方にいたのでしょうか?
そもそも、前の車が急ブレーキを踏んでも大丈夫なくらい車間距離を開けていないことが悪いのでは?となります。
自動車は何に、急ブレーキを踏んだのでしょうか?飛び出してきた人がいたので急ブレーキを踏んだ場合は、
飛び出してきた人が非接触事故の一因になる?かも。等々考える原因がたくさんあります。
もちろん、後ろにバイクがいることを分かっていて意味もなく急ブレーキを踏む何てことは、論外です。

路地から出た自動車に驚いて転倒した場合でも、
時速10キロ以下で徐行している車に驚いて、10メートル先で転倒なんて場合は論外になります。
では、どれ位の速度で走行していてどれ位の近さで点灯したら因果関係が認められるのでしょうか?
道路の形状などもあるのでこれも難しい事案です。

上記の様に、非接触事故は周りの状況によって、自分が加害者になるかどうか分かりません。
ただ、言えることは自分の周りで、バイク、自転車、歩行者がいたらちゃんと停まって救護しましょう。
自分に関係ないかもしれませんが、倒れた人を救護するのは当たり前のことでありたいので。

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