4月の頭位に、東京のロイヤルリムジンが、
タクシードライバーを解雇…もとい退職させました。
そして、緊急事態宣言が出て一ヶ月段々と増えてきました。
1ヶ月くらい前に、東京のロイヤルリムジンさんで、
解雇…という名の退職をさせて問題になっていました。
やっぱり解雇もとい退職させるのは問題だったか~。←その時の問題はここ。
で、その解雇問題は、現在裁判に発展していってます。
経営側が、役員報酬の削減や、
希望退職者の募集などの解雇を回避する策をしなかった。
とのことです……あーーっ……そりゃそうだよね…。
緊急事態宣言が出て一ヶ月以上が経ちました。
色々な業種で倒産のニュースが流れてきました。
それは、タクシー業界でもです。
・三重県伊勢市「大屋タクシー」
5月末での廃業を決定。
それに伴い、従業員の解雇。
従業員からは、なんとか続けて欲しいと団体交渉を望んでいるみたいですが、
これは…なんとも…廃業…というか傷が浅いうちにお店を辞めようという、
倒産に近い形ですね。儲からない事業から撤退するのは、
経営者としては仕方ないことかもしれません。
どこか大きな会社が引き受けてくれればいいですが、
今の経済状況では中々難しいでしょうね……。
・東京・国分寺市「龍生自動車」
乗務員・従業員33人を業績悪化を理由に解雇。
解雇は不当であるということで裁判へとなります。
理由は、会社は倒産や廃業などで閉まるわけではなく、
雇用調整助成金などを活用するなど、解雇を回避する努力をしていない。
必要な協議をされずに、一方的な解雇通告だった。
上記の様な流れです。
これは、ロイヤルリムジンさんと近い感じです。
解雇は、最終手段なので出来る限り回避する手段を取らないといけない。
最低限の事をしないと容易には解雇が出来ないということです。
飲食業、観光業、ホテル業などで倒産のニュースが出ています。
タクシー会社も今回の新型コロナウイルスによる倒産は免れない会社が出てきています。
内部留保や政府、銀行からの貸付などもあるでしょうが、
体力的に限界になれば倒産や廃業にならざるおえません。
稼働台数を減らした減らしたり、雇用調整助成金を利用しても限界があります。
ニュースになっていないだけで、タクシー会社で廃業を決めたところもあるみたいです。
ただ、タクシー業界は平均年齢が高いです。60代、70代も多くいます。
解雇や転職で次の仕事が見つかるか分かりません。
また、次のタクシー会社を…と思っても新型コロナが終息しない限り、
タクシー会社の雇用も多くはないと思います。
これから収束に向かっていくにつれて、
少しでも経済状態がよくなり、廃業や倒産が少なくなることを祈ります。
コメント
[…] どい?と思ったのはドライバーの解雇ですね。 解雇なのやら、自主退職なのやらタクシー会社の解雇問題。で5月に触れています。 5月の時点で出てきていた問題なので、12月の今は […]