やっぱり解雇もとい退職させるのは問題だったか~。

タクシー・車
スポンサーリンク

新型コロナウィルスの影響でタクシー会社も大きな打撃を受けています。
その中で、全従業員を解雇という会社が現れましたが…
やっぱり…という複雑な事態になっているみたいです。

やっぱり解雇もとい退職させるのは問題だったか~。

新型コロナウィルスの影響で多くの業種が影響を受けています。
タクシー会社も利用者が減って売り上げが減っています。
緊急事態宣言が出ている所もそれ以外の所もかなり減っています。
そんな中、東京のタクシー会社、ロイヤルリムジンさんが、
ほぼ全従業員の600人を解雇すると言うニュースが流れました。
ただ、業績が悪化して潰れたのかと思えばそうでなくて、
もちろん業績は悪化していたのですが、休業して手当てを払うよりも、
解雇して失業保険を貰う方が金銭的にもスピード的にも速いから…
この状況が落ち着いたらまた雇用するから…
ということらしいですが、このニュースを聞いた時に???と思いました。

私も、失業保険を貰ったことがあります。
私は、自主退職なので貰うまでに3ヶ月の期間がありましたけど、
確かに解雇だったら期間は1週間ちょっと位で支給が始まると思います。
早いっちゃ早いけど…失業保険をもらうためには次の仕事に就く意欲がいるはず?
再雇用の約束があったらダメなんじゃ??
これだけでもうーんと思っていたのですが、さらにあぁーー(-_-;)ってことが後から分かってきます。
解雇ではなくて、退職勧奨による退職を促していたそうです。
この2つは大きく違います。

解雇の場合は、30日前に予告しなければいけません。
そうでなければ30日分の平均賃金(解雇予告手当)を支払わなければいけません。
しかし、退職勧奨の場合は、会社から退職を奨められて辞めることになります。
あくまで解雇ではないのでお金はもらえません。
一身上の都合の退職ではなくて、会社都合退職ということで処理してくれたらまだ、
受給までの期間が短くなるのはいいのですが、30日分もらえないのはな~。

それにこの会社は、考える暇もなくいきなり全員解雇を言い出して、
さらにすぐにその場で解雇でなくて退職勧奨にしてサインを求めさせたとか…。
パニックになりそうですし、退職と解雇の違いがよく分かっていない人もいるでしょうし、
雇用期間が短かった人とかは、失業保険も出ないですよね~。

と上記の様に色々と問題が噴出してきました。
一部従業員が説明、解雇方針の撤回、解雇予告手当等を求めて団体交渉を求めたそうです。
これからますます多くの問題が出てきそうですね。
私の勤めている会社ももちろん売り上げは落ちていますが、
このような従業員のことを思っていない会社ではないと信じています。
というか、仮に解雇されて再雇用するからとか言われても、
不信感がいっぱいで無理だわ。
そもそも、新型コロナが終息した時にこの会社は残っているのか?
その辺りも問題ですし、しれっと退職金がありそうな時に会社をたたんで残ったお金を
上層部が…とか色々考えられますね~。
信用できる会社を見つけるのも転職時に大切なことだと思いました。

労働局も雇用調整助成金を活用して、
解雇せずに出来る限りの雇用の維持を求めています。
確かに失業手当てより休業手当ては少ないかも知れないけど、
そういった手段を従業員と相談はして欲しかったかもしれません。
今後、類似の会社が出てこないようにして欲しいです。

ドライバーランキング

日々の出来事ランキング

にほんブログ村 その他日記ブログ ワーキングウーマン日記へ
にほんブログ村

コメント

  1. […] さんで、 解雇…という名の退職をさせて問題になっていました。 やっぱり解雇もとい退職させるのは問題だったか~。←その時の問題はここ。 で、その解雇問題は、現在裁判に発展し […]

タイトルとURLをコピーしました