日本には四季があります。
場所や季節によって、道路状況は大きく違います。
そのたびにタイヤを交換するのは面倒です。
日本は、北海道から沖縄まで距離があります。
沖縄で雪が降ることなんて何十年に一度あるかないかレベルですし、
北海道で雪が降らない冬なんてないです。
そうなると、当然地域に合わせた自動車のメンテナンス、設備が要ります。
自動車だと雪国仕様で寒さの時も動きやすい仕様だったり。
その中でも、一番に考えるのは足回りのタイヤです。
基本的にタイヤは、ツルツルしたところでは滑ります。
とっても危険です。なので、寒くなってくると地域によってタイヤを交換します。
滑りにくいスタッドレスタイヤですね。更に雪が積もるとチェーンも装備しないと行けなくなります。
大阪だと…うーん…、山がある方面に住んでいる人とかはタイヤを交換するかなーという感じです。
大阪市内がメイン活動だとタイヤ交換をしない人が多いのではと思います。
そんな、季節ごとにするタイヤ交換ですが、ぶっちゃけ面倒です。
基本的に4つも付いています。重いです。力が要ります。
更に、タイヤを保管する場所がいるので場所を取ります。
でも、交換せずに走行するのは危険です。
だったら、一年中付けていられるタイヤはないのか?となります。
そこで、最近出てきたのが「オールシーズンタイヤ」です。
どういった性能をもったタイヤなのでしょうか?
オールシーズンタイヤは、名前の通りに四季を通して使用することの出来るタイヤです。
夏用タイヤ(一般的なタイヤ)と冬用タイヤ(スタッドレスタイヤ)の両方の性能があります。
両方の間の性能と考えると分かりやすいと思います。
圧接された雪道やシャーベット状の道路、スタッドレスタイヤ(冬用タイヤ)規制がある道路を走行出来るそうです。
ただ、凍結路や降雪量が多い地域などの使用は難しいです。
年に数回程度の積雪の地域などで使用するのが向いているタイヤとなります。
値段で考えると、夏用タイヤよりも高めになっていることが多いみたいです。
また、タイヤの寿命に関しても走行距離や使用環境にもよりますが、夏用タイヤよりも短めとなっています。
オールシーズンタイヤのメリットは…
・タイヤ交換の手間がない
・保管場所に困らない
・夏用、冬用両方買うよりも費用が浮く
デメリットは…
・雪が多く降る地域では使用が難しい
なので、北海道、東北、日本海側などの地域に住んでいる方が利用するには難しいです。
スタッドレスタイヤに交換した方が良いです。
ただ、それ以外で年に数回降るか降らないか位の地域に住んでいる人だとこのタイヤにするメリットは大きいように思います。
便利なものがあるのだなーと思います。
タイヤ交換をすることがあれば、地域によってはオールシーズンタイヤも視野に入れるといいと思います。