勝手踏切は危険です。

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そこそこの大人になるまで踏切って必ずバーがあると思っていました。
でも大人になって旅行とかをした時にこれは踏切を横断している道路?
道路だけど、バーがない…。踏切なのこれ?

勝手踏切は危険です。

私は、大人になる位まで電車はレールがあってその周りは、
必ず柵で囲まれていて、横断するには踏切、高架、地下道などを通らないといけないと思っていました。
もしくは、電車は地上でなくて、地下、高架上を走るものだと思っていました。
だから勝手に線路に入れるものと思っていませんでした。
大人になって、旅行とかに行く時に、柵がなくて映画のスタンドバイミーみたいだな~と思いました。
でもこれって結構多いことを知りました。
今回の内容はあまり自動車には関係しませんけど、気になったので調べてみました。

そもそも公式として踏切と言えるものは4種類あります。
・第1種 自動踏切警報機と自動遮断機を設置するか、踏切保安係を配置して、列車が通る際に道路の交通を遮断機によって遮断するもの
・第2種 一部の時間帯のみ踏切保安係が遮断機を操作する踏切。(現在は存在しない)
・第3種 遮断機はないが踏切警報機が設置されているもの。
・第4種 踏切警報機や遮断機が設置されておらず、踏切保安係も配置されていないもの。

2019年度末時点で全国に踏切は、3万3004箇所あります。
第1種2万9717箇所、第2種0箇所、第3種684箇所、第4種2603箇所になります。

上記の4つが踏切と言えますがこの分類に当てはまらないのが、
「勝手踏切」です。上の第4種と同じような感じかもしれませんが、
大きな違いは鉄道事業者が踏切として認めていない点です。
小さな路地から線路に続いていたり、近隣の住民が線路を横断しやすいように土手を階段状にしたりしています。
全国で約1万7000箇所あるそうです(2021年1月 国土交通省)

ちゃんと認められていないと言うことは何も注意書きがなかったりと危ないです。
無許可での線路横断を禁じた鉄道営業法に違反し、それで運行トラブルを招けば往来危険罪に問われる可能性もあるそうです。

この勝手踏切は基本的に人や自転車が通る位の大きさで段差や路地に繋がっています。
だから自動車が通行することは出来ないはず。それ位大きければ危険どころの話ではないです。

勝手踏切を横断する歩行者が電車にはねられる事故は、たびたび起きています。中々なくなりません。
そもそも勝手踏切が生活手段として根付いてしまっているのでなくすのは難しいと言うこともあります。
本当の踏切に行くと数百メートル先だからとそこを渡るということです。
確かに数百メートル先まで行くのは大変です。でもそれで命を危険にさらしてしまうのは…

私は、幸いなことに踏切のない線路を横断するという経験をしたことはありません。
でもそれが日常生活にいる人は必要な事だから全国に2万箇所近くの勝手踏切があるのでしょう。
どうしたら安全と利便性を取れるのかは試行錯誤になると思いますが、
出来る限り安全な通行手段をとれればいいのに…と。

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