軽自動車のナンバープレートの位置はなぜそこ?

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自動車を公道で走行しようと思ったら、
ナンバープレートが要ります。必ず取り付けなければいけません。
見やすい場所ではあるけど、何で軽自動車はちょっと中央からずれてるの?

軽自動車のナンバープレートの位置はなぜそこ?

ナンバープレートは、公道を走行するのに必ず必要です。
自動車だったら前後にいります。
取り付ける位置も決まっています。
「ナンバープレートに記載してある文字(数字、ひらがな、ローマ字)の識別に支障がないように見えやすい位置」
角度なども細かく決まっています。
見えやすければ中央でも左端でも右端でも基本的にはどこでも問題はありません。

大体の普通乗用車は、前方はやや下位の高さで、中央に位置しています。

こんな感じで取り付けられている自動車が多いと思います。
大きさが違っても大体下より中央と言うイメージです。

でも、軽自動車で見ると中央に付けられているものは少ない気がします。
大体下の写真の様に取り付けられている気がします。

中央から少し横にずれて取り付けられています。
なぜ、中央に取り付けられないのでしょうか?

「ラジエーターに取り入れる冷却風がナンバープレートによって妨げられないようにするため」とのこと。
ラジエーターは自動車の冷却の装置です。
ラジエーターは外部から風を取り入れます。自動車を走行することによって出る走行風です。
ナンバープレートを中央に設置してしまうとその風の取り込みを遮ってしまうから。
なので遮らないように少し左右にずらして取り付けられています。

普通車では、中央に設置できるのに軽自動車は左右にずらさないといけないのは、
スペースの問題です。ボンネットの中にエンジンやラジエーター、バッテリーなど様々な物を入れないといけません。
普通車ですと、広いのでラジエーターの位置をある程度自由に出来ますが、軽自動車ではぎゅっと入れないといけないので、
外部から風をとりこむ位置を遮らないようにしないといけません。

軽自動車は構造上で、ナンバープレートの位置をずらさないといけないと言うことです。
でも、最近は軽自動車でも中央に設置できる車種も販売され始めました。
技術が進化しているからで。ラジエーターの取りこむ風の量を増やしたり、
フロントグリルの形状を工夫したりすることで、軽自動車でも中央にナンバープレートが設置できるようになりました。

軽自動車のナンバープレートが中央にない事を気にしない人もいれば、
気にする人もいると思います。乗ってしまえばもちろん見えない部分なので気にしないかもしれませんが、
気にする人は、中央に設置できる新型車両の購入を検討ですねー。
もちろんお金はかかりますけど。

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