あまり耳にすることのない言葉です。
遊戯道路って何だろうです。
大阪には結構あったりします。
住宅街を走行していると、時間帯によって歩行者専用道路になっている場所が時々あります。
それは、主に学校の側多いです。子どもの登校の時間帯を歩行者専用にして、
自動車が進入できないようにして安全を確保しています。
なので、多くは歩行者専用標識の下に「1月2日、3日、日、祝を除く 7-9」となっていたりします。
平日の登校時間に限っていることが多いですが、たまーにその逆もあったりします。
歩行者専用標識の下に「日曜、祝日 9-18」とこの場合は、
日曜日と祝日の9時~18時が歩行者専用となります。登下校に全く関係のない曜日でなぜ歩行者専用となるの?
と思いますよね。私も最初に見た時は、何でこんな時間に歩行者専用になるの?と思いました。
調べてみるとこれは、昔の制度の名残…というか、へーって感じの取り組みなのでした。
日曜、祝日の昼間に歩行者専用道路になる住宅街道路を、「遊戯道路」と言うそうです。
住宅街でなくて、大きな繁華街や商店街にある大きな歩行者専用道路になる所は「歩行者天国」と言いますね。
歩行者天国より規模はめちゃくちゃ小規模だと思ってもらえばいいです。
歩行者天国は、大人から子どもまでショッピングなどを楽しむことが多いです。
遊戯道路は、主に子どもが生活道路で遊ぶことを想定しています。
しっかりしている所は、車も入れないようにポールとかバリケードをその時間帯に置いたりしますね。
では、なぜ遊戯道路が出来たのでしょうか?
1960年代に子どもの交通事故が多発たことから、
一部の道路に歩行者専用時間帯を作って子どもが安全に遊べる遊び場にしよう
ということから日、祝が歩行者専用となったそうです。
なるほどなーという感じです。
日、祝と言うあたりがその時代を感じさせます。
今は、土曜日も休みがほとんどですから。
子どもの事を思って作られた遊戯道路と言うことです。
でも、その遊戯道路は年々減っているそうです。
減っている理由は…
・公園が整備された
・自動車が入れなく不便な場所がある
・道路で遊ぶ子どもが減った
などがあるそうです。
確かに、1960年代は、高度成長期?と言われる時代です。
ちょっとその時代はよく知らないのですが、まだまだ戦後からの整備が追い付いていない、
子どもが急増した時代だと思います。そのころに比べれば、
公園は増えたと思いますし、遊びも多様化していると思います。
そもそも…暑すぎて外で遊ぶとか…っていうのはおいておいて(笑)
と言うことで、何で日曜日に生活道路が日曜日に歩行者専用になるの?
と思ったら遊戯道路と言う子どもが遊ぶための場所にするための制度だったと言うことが分かりました。
これから減っていくとは思いますが、よく標識を注意して住宅街は進行したいと思います。