横断歩道、横断歩道手前に歩行者がいたら自動車は止まります。
では、歩行者は横断歩道でない所を横断する際に止まりますか？
歩行者横断禁止の所を渡ったら罰則は？
自動車は、横断歩道があって歩行者がいれば止まらなければいけません。
止まらないと違反です。まぁ毎年この違反で捕まる人はたくさんいます。
更に言うならば、警察がポイントとして見張っていたりね……。
そんな感じで歩行者は優先です。それは、交通弱者だからです。
でも、歩行者でも通行してはいけない場所や場合があります。
例としてあげると…
・高速道路
・歩行者横断禁止の標識がある場所
・赤信号
などです。まぁ常識的に決まっていますね。
そんな感じで決まっているのですが、ではこれに違反をしたらどうなるのでしょうか？
大きな道路で歩行者横断禁止の表示がある所を渡っている歩行者を見ます。
でも警察官が捕まえている所を見たことはありません。
せいぜい注意です。注意すらしない時も……。
でも、一応横断禁止になっているということは、罰則があるはずです。
調べてみました………。
赤信号は自動車は当然、歩行者も渡ってはいけません。
大阪では当たり前のように渡っている日常がありますが……
道路交通法第７条（信号機の信号等に従う義務）
第七条 道路を通行する歩行者又は車両等は、信号機の表示する信号又は警察官等の手信号等（前条第一項後段の場合においては、当該手信号等）に従わなければならない。
基本中の基本の赤信号は止まりましょうです。
自動車の場合は、信号無視をしたら違反点数２点、反則金９，０００円（普通車）です。
では、歩行者は信号無視をしても何もないの？
一応歩行者にも罰則はあります。最大２万円の罰金もしくは科料なのですが、
実際問題、取り締まられることはほとんどありません。注意されるくらいです。
道路交通法で歩行者に関する決まりはたくさんあります。
・横断歩道が近くにある場合は横断歩道を渡らないといけない。
・歩道のない道路では減速右側を歩かないといけない。
・道路を斜めに横断してはいけない
・横断歩道、信号、警察官の指示などがない場所以外は、車両等の直前又は直後で道路を横断してはならない。
・酒に酔つて交通の妨害となるような程度にふらつくこと。
等々…自動車だけでなく歩行者にも課されれている交通ルールはたくさんあります。
でもこれらを守っている人はどれだけいるのでしょうか？
と言うか知っている人はどれくらいいるのでしょうかねー。
確かに歩行者は交通弱者です。
でも交通にはルールがあるのでそれをきっちりと守らなければいけません。
弱者だから何でも許されるはないのです。
最近では、交通事故で歩行者側に過失があると認定されることもあります。
ちゃんと歩行者でもルールを守らないといけません。
