左足ブレーキは、事故しにくい?

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ブレーキは、右足ですか?左足ですか?
多くの人は右足だと思います。
でも、左足で踏む人もいます。どうしてでしょうか?

左足ブレーキは、事故しにくい?

今は、ほとんどの自動車がオートマチック車です。
足元は、基本的に右からアクセル、ブレーキ、パーキングブレーキです。
パーキングブレーキは、車によってボタン式だったり、手で引くものだったりするので、
足元にあったりなかったりですけど。
普通に走行する時に使用するのは、アクセルとブレーキです。
同時に踏むことはないので足1本で操作します。
多くの人が右足でアクセルとブレーキを踏んで操作します。
左足は足元左側にある、足置き、フットレストに置いてパーキングブレーキを使用する時だけ動かす。
というのがほとんどです。でも、その左足を通常の真ん中にあるブレーキに使用する人もいます。
「左足ブレーキ」と言われます。この左足ブレーキのメリットとデメリットは?

まずはメリット
・右足の負担が減る
右足のみで操作をする時に比べると、左足も使うので右足への負担が減ります。
・坂道発進がスムーズ
ブレーキを解除しつつアクセルをゆっくりと踏めるので、急な坂道でも後退することなく発進できます。
・足を移動する時間が減らせるので、繊細な操作が出来る。
足を移動する時には秒単位ですが、コンマ1秒単位で早ければ…と。レースなどをする人には有効です。
・踏み間違えの可能性が減る。
右足は、アクセル。左足は、ブレーキ。と徹底して覚えておけば踏み間違えが少なくなる。

メリットは上記の様にあげられます。ではデメリットは?
・慣れないと繊細な操作が出来ない。
今までブレーキを右足で操作することに慣れていたら、急に左足に変えても上手くいきません。
ス~っ…ピタっと止まるのではなく、ガクッ、ピタっとなります。

・両足を同時に踏んでしまう。
事故や飛び出しの際に、左足のみでブレーキを踏めばいいのだが、
両足を踏ん張ってしまうと、アクセルとブレーキ両方を踏んでしまいます。

・ブレーキを踏んだままで走行する。
左足をブレーキに置いたままで走行していると知らず知らずのうちに、ブレーキを踏んでいるかもしれません。
アクセルを踏んだままブレーキは自動車によくありません。

・運転姿勢が悪くなる。
現在の自動車はほとんど右足でブレーキとアクセルを操作することを想定しています。
左足をブレーキに置くことを想定されていないので正しい運転姿勢が取れません。
そうなると、身体に負担がかかり疲労が溜まりやすくなります。

上記の様にメリット、デメリットがあります。
教習所では、右足でのブレーキ操作を教えます。
自動車の取扱説明書では…
「ブレーキペダルは右足で操作してください。左足でのブレーキ操作は緊急時の反応が遅れるなど、思わぬ事故につながるおそれがあり危険です。」
のような記述があります。メーカー側でも右足での操作を推奨しています。

左足ブレーキにはメリットもありますが、デメリットの方が多いかなーという感じです。
レーサーではないので、公道でコンマ一秒の操作はいりません。
左足のブレーキだから踏み間違えの事故は減るかもしれませんが、
同時に踏んでしまう事故は増えるかもしれません。
慣れた操作で運転するのが一番ですね。
ちなみに、法律的に言いますとブレーキはどちらの足で踏まなければいけないと言う記述はないので、
左足でブレーキを踏んでも法律的には何も問題はありません。

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