お客様が目的地を告げられたら道を確認します。
〇〇筋を通って～××交差点を左折して～という感じで。
お客様からの説明は理解が難しいことも…。
仕事柄、道をよく知っていけないといけません。
というかこの仕事をしている以上、嫌でも道を覚えます。
ですのでお客様に目的地を告げられたら、
ルートの確認を必ずします。
しなければ、トラブルにつながるからです
ルートによって距離が変わるので重要ですね。
でも、ルート確認をしない（出来ない）時もあります。
お客様が目的地を告げずに道を説明してくれる場合です。
ここで一例を…
「取り合えずまっすぐ行って～」
「〇〇交差点を右に曲がって」
「３つ目の交差点を左に曲がって」
「少し行った所の右手の白い車の停まっている家の前で停めて」
上記の例は、基本的に問題なく分かりやすい例です。
ただ、分かりやすいのですが…これをいっぺんに言われるとどこまで覚えられるかです。
上記位までは覚えられます。
そんなに難しくないです。
でも躊躇なく長く言う人もいます。
私の頭脳容量は多くないですので…一回１０手先位まで言われて…
５手位で無理ーとなりました(;’∀’)
お客様には、「すみません記憶力があまりよくなくて…全部覚えられなかったので、途中で確認させていただきますね…」
と言いながら進行しました。
他には、直前で言うパターンですね～。
「あっ、次の道を右」と言われて慌てて左車線から移動します。
結構直前はありますよ。人と乗っていたらおしゃべりに夢中だったり、
１人で乗っていても、スマホを見ていたり、
酔っていたりすると、道案内をするといいながらもギリギリになることもしばしば。
ギリギリならまだいいのですが、過ぎた場合が困ります。
「あっ、さっきの道を左やった、Ｕターンして！」と言われても、
Ｕターンできる道ならいいのですが、出来ない道も多いわけで…。
「じゃあ次の道を左でいいや…」と言ってくれるならいいのですけど…
違うとどこか路地を経由してとか面倒なことになったり…。
一方通行も多いですから。
さらにその分走行距離も増えるので料金も上がるわけで…
その分をまけろとか言ってきたり…いやいや、道説明するからとか言っていて
それを忘れたのは私のせいじゃないですけど！？と思います。
「あの電信柱の所で停めて」
「大通りを左に曲がって」
「もう少し先のコンビニを左に曲がって」
この辺りも微妙な感じです。
あの電信柱ってどの？
次の大通りで良いの？
〇〇通りまで行くの？それとも次の名もなき片側２車線の道？
コンビニを左にって…数百メートルの間に複数あるのですけど…
という感じです。お客様の認識と私の認識がずれたりすると分かりません。
道の説明は難しいです。
自分の中ではあー行って、こー行って…とルートが出来上がっていても、
それを人に伝えるにはまた別の技術がいります。
タクシーに乗り慣れている人はとても説明が上手です。
もちろん、説明が上手でなくても必死に伝えてくれようとする人は嬉しいです。
私達タクシードライバーも出来る限りお客様の意思をくみ取って理解したいと思います。
