視力はいいですか?悪いですか?
それとは別で、視野は広いですか?狭いですか?
視力検査は毎年の健康診断で測ります。
タクシードライバーで、夜勤もやっていれば、
健康診断は年に2回ありますし、
また自分で目が見えにくくなれば視力が落ちた?
と気づくことが出来ます。
視力が低下すれば、免許の更新も出来なくなりますので
視力検査は大事です。
でも、視力ではなくて視野を気にされるかたは少ないのでは?
そもそも視野とは…
目に見える範囲のこと。両目ごとにその見える範囲は一定であり、個体としての視野はその両者を併せたものである。
by wikipedia です。
つまりどれ位の広さを見れるかということです。
視力は気にしていても目で見れる範囲を考えることは少ないですね。
一般的に健康な人間が見える範囲は
片目では鼻側および上側で約60度、下側に約70度、耳側に約90~100度と言われている。
両眼がほぼ平面の顔面上にあるため、両目で同時に見える範囲が広い(左右120度)。
目を動かせば、ほぼ真横に近い所まで見えるかな?という感覚ですね。
普段は視野を意識して運転をしていないと思います
目に見える範囲を意識して安全運転に努めていると思います。
でも、その視野が実は狭くなっていたら怖いですね。
いつもは見えている範囲のものが見えなくなっている。
安全確認をする範囲にも影響が出かねません。
病気で、視野が狭まることがあります。
緑内障、網膜色素変性症、網膜剥離、脳梗塞等で視野が狭くなることがあります。
でも中々早期に視野が狭くなっていることは発見されづらいそうです。
なぜなら人間は両目があり、片目が不自由になっても
もう片方の目で見える範囲も広いため中々気づかないそうです。
ですので気づいた時には視野は極端に狭くなり、
末期の症状になっているということもあるそうです。
また、カーナビに注目するとそれだけ、
視野が集中されて狭くなります。
運転中に気になるものを見かけて
注視するとそれだけで視野が狭くなります。
この視野ですが、運転する時には速度によって、
集中して見える範囲が変わるそうです。
時速40kmでの運転での視野は、100度あるのに対して、
時速70kmでは、65度になるそうです。
時速100kmでは、40度になります。
こうなると周りから飛び出しがあっても、
視野の範囲が狭いので気づくのに遅れます。
さらにスピードも出ているので停まるまでに距離がいります。
さらにいうなら、これは視力がいい人の場合です。
これで視力が低下していいたらさらに気づかないです。
よく、視野は広く持てといいます。
精神的に物事を広く見まわせという意味ですが、
物理的にも死角に入る視野を広く持ち、
危険に対処できるようにしましょう。