錯覚から生じる事故。

タクシー・車
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事故には色々な原因があります。
ながらスマホ、注意力不足、路面凍結等
その中でも、目で入る情報が分からなくなることも…

錯覚から生じる事故。

事故を起こしたことありますか?
うっかり見逃し、飛び出し、信号の変わり目など色々な事が考えられます。
その中でも錯覚から起きる事故が意外とあると知っていますか?
この事故は、見通しの良い交差点で起きます。見通しの悪い交差点でなく、見通しの良い交差点です。
どうして見通しの良い交差点で錯覚の事故が起きてしまうのでしょうか?

・コリジョンコース現象
見通しの良い交差点で起きる錯覚です。
そのまま進み続ければ衝突するであろう一点に向かって等速直線運動をしている2つの車両や航空機同士が、
視界が良好な場合であってもお互いを早期に視認することが著しく困難であるという現象をいう。
見通しの良い平原の真ん中の交差点等で発生し、実際に衝突してしまった場合には運転者・操縦者の著しい過失によるものと思われることもあるが、
人間の視覚能力の特性に起因した現象であることに留意する必要がある。コリジョンコースとは、そのまま進めば衝突(コリジョン)する進路(コース)、つまり「衝突一直線」という意味である。

一応wikipediaの説明ですが分かりにくいですね。
真正面でない周囲の視野の中で動いていないものは認識しにくいという人間の特性があります。
では、動いている車は分かるのでは?と思われるかもしれませんが、同じ速度で視野に入っていると、
同じ角度で常に視野に入っているので視野の中では同じ位置にあるように感じて止まっているように感じます。
周囲の景色につられて動いていないと言う錯覚が起きるわけです。
実際に経験してみないと分かりにくいですね…。実際に経験したら事故になりますけど。
せいぜい、動画で見てみるくらいです。

この錯覚の怖い所が、見通しが良ければ起きる可能性があると言うことです。
交差点に信号機や一時停止標識が無い農道や林道、市町村道など、見通しの良い交差点は数えられない位あります。
コリジョンコース現象は別名、「十勝型事故」、「田園型事故」と言われています。
見通しの良い所の代表と言う名前です。一応防止する策はあるみたいです。
一番いいのは、行政がこの交差点は事故が多いから、止まれの標識を設置すると決めることです。
止まれがあれば、止まらないまでも大半の車はスピードを緩めますよね?
そうすると元々見通しの良い所なのですぐに他車に気づくはずです。
他には、ポールを立てる、ゼブラ模様を地面に描くなど色々な方法があるみたいです。

ただ、道路にはこのように対策がとれますが、
対策が取りにくいのは空です。空中衝突防止装置(TCAS)等の使用や、航空管制の支援等が重要になります。
それでも、起きてしまうようですが…。最近ですと、2015年にヘリコプターが衝突した事故もあるようです。

事故は起こしたくないですが、気づかないうちに錯覚に陥ってしまうこともあるかもしれません。
見通しがいいからと油断せずにもしかしたら…と思うことが大事ですね。
交差点は事故が起こりやすい場所なので最新の注意を払って進行しましょう。

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