日々安全運転をしていても、
ついうっかりで交通違反をしてしまうかもしれません。
交通違反をして放置していたらどうなるの?
交通違反はしないに越したことはないですが、
でもついうっかりでしてしまうかもしれません。
スマホに電話がかかってきたから出てしまった、
スピードをつい出しすぎてしまった。
一時停止を忘れていた。
等々色々な違反があります。
起こしてしまったものは仕方ありません。
問題はその後にちゃんと反則金を納付して反省することです。
もしこの反則金を払わなければどうなるのか?
まず、違反を起こした際に警察に渡される、
切符には2種類あります。
青切切符と赤切符です。
・青切符…比較的軽度の違反。反則金。
・赤切符…飲酒運転や30km以上の速度超過など重度の違反。罰金。
簡単に言うと、赤切符は重い罪ですから、前科がつきます。
これは無視すると本当に大変なことになるので…。
多くの違反が青切符を切られることになります。
では、青切符を切られたらどうしたらよいのでしょうか?
青切符と一緒に渡される仮納付書を持って、
翌日から7日以内に郵便局か銀行に行って納付しましょう。
大半の人がこの時点で払いに行きます。
でも、これ曲者なのが、1週間でしかも、
銀行や郵便局が開いている平日に行かないといけないので、
仕事の都合や家庭の都合で行けなかったりします。
では、反則金を納付せずに1週間が過ぎたらどうなるのか?
仮納付書では納付が出来なくなるので、
納付書か免許証を持って交通違反通告センターに行きましょう。
交通違反通告センターは、地域によって違いますが、
運転免許試験所にあったり、大きな警察署内にあったりします。
そこで、新しい納付書が発行されますので、
新しい期日までに納付しましょう。
それでも無視を続けていたら?
40日程たつと、交通違反通告センターから納付書が送られてきます。
郵送料約800円ほどがプラスされた金額を納付することになります。
さらにこれを無視すると?
何度か交通違反通告センターから納付書や文章が送られてきます。
交通違反通告センターからの納付書をずっと無視続けていたら、
最終的に出頭要請がきます。
さすがにここまで来たら大人しく出頭しましょう…。
出頭を無視し続けると…悪質だと判断されて、
逮捕されてしまうかもしれません。
時々ニュースで出ますね。
「反則金を支払わない悪質な違反者を逮捕」
で、ここで検察に出頭したとします。
そうすると、略式裁判か通常裁判をするか選択することになります。
まぁ…あまり褒められたことではないのですが、
略式裁判は、99%有罪になってここまでくると反則金ではなくて
罰金という名称になって支払うことになります。
通常裁判を選択すると、略式裁判の逆で、
99%が不起訴処分になって反則金の支払いはなくなり、
この件はここで終了になります。
この不起訴まで頑張る人がいるんですよね…
どこまで支払いたくないんだよって思います。
でもあくまで99%なのでもしかしたら起訴されるかもしれません。
起訴されると裁判なので大変です。
反則金を支払わないと、
ここまで面倒な流れになります。
なので大半の人は納付します。
2018年の納付率は98.5%になっています。
とは言え、違反人数が多いので2018年での取り締まり人数は、
約599万人いますので、
納付をしない人は約9万人もいることになります。
大人しく支払いましょうよ…
ちなみに、反則金を支払っても支払わなくても
点数はまた別の問題なので付きます。
出頭要請まで期間がありますので、
しっかりと支払いましょう。
まぁタクシードライバーをしていて、
無視をするなんてことは出来ないでしょうけど(笑)