色々な荷物を積めるのが自動車の魅力です。
トランクや後部座席に積めます。
助手席にも積んでもいいのでしょうか?
自動車に乗っていると、助手席にちょっとした荷物を置きますよね。
自分のカバンとかが一番多いと思いますが。
小さなカバン位なら何も問題がないですが、とっても大きいものだったらどうでしょうか?
助手席に乗せても問題ないのでしょうか?
たまに、荷物を山ほど積んでいる自動車を見ますよね。
後部座席はもちろんの事、助手席にも荷物がいっぱいで住居?と見間違うような荷物。
引っ越しなのか本当に自動車の中で暮らしているのか分からない位の荷物。
後部座席はともかく、助手席にまでそんなに荷物を積んでいいのか?
状況によってはダメです!!
道路交通法第55条 第2項
車両の運転者は、運転者の視野若しくはハンドルその他の装置の操作を妨げ、後写鏡の効用を失わせ、
車両の安定を害し、又は外部から当該車両の方向指示器、車両の番号標、制動灯、
尾灯若しくは後部反射器を確認することができないこととなるような乗車をさせ、
又は積載をして車両を運転してはならない
うん、分かりにくい(笑)何で法律って分かりにくいんでしょう。
助手席の荷物に関しては上記の法律が引っかかるかもしれません。
「運転手の視野」と言う部分です。助手席に荷物を置きすぎると、
左側の目視が難しくなるかもしれません。
窓より下の荷物の量だったらともかく、家電製品やカラーボックスなどの背の高いものだったらどうでしょうか?
しっかりと、左側が見えない可能性があります。目視はもちろんサイドミラーの確認も出来ないかもしれません。
さらに、運転中に助手席の荷物が崩れるかもしれません。
そうなると「ハンドルその他の装置の操作を妨げ~」に引っかかります。
運転席側に崩れて来ると危険です。ハンドルの操作はもちろんギアなども操作できなくなるかもしれません。
ちなみに運転に支障が出る位に助手席に荷物を置いたら違反としては何に引っかかるのでしょうか?
乗車積載方法違反
反則金 6,000円(普通車) 点数 1点
上記の違反になります。
こんな感じで助手席に荷物を載せすぎるのは違反になります。
と言っても最近の自動車は助手席に重い荷物を載せると、ピーピーとアラームがなります。
助手席に乗せた荷物の重さに反応してシートベルト未着用のアラームが反応します。
なのであまり重いものは基本乗せられません。
まぁ…シートベルトをしてしまえばアラームは止まるのですけど。
助手席に重い荷物をどうしても載せる場合は助手席の足元に置くか、
助手席のシートベルトで固定して動かないようにすると共にちゃんと視界を確保できているか確認しましょう。
あっ、ちなみに助手席にものすごーくガタイの良い人が乗って視界が遮られる場合は、違反になりませんので。
視界が見にくい場合は、助手席の人に手伝ってもらいましょう(笑)