メロディロードを走ってみたい。

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一度は走ってみたいな~と思う所に、
メロディロードがあります。
どんな所でどの様な仕組みなのでしょうか?

メロディロードを走ってみたい。

メロディロードって知っていますか?
字の通りに、音の出る道路です。どういうこと?と思われますよねー。
説明としては下記のとおりです。
乗用車のタイヤとの摩擦で音を発生させるように舗装路面に溝を切り込み、路面上を一定の速度で走行すると音楽が流れるよう細工を施した道路、または、その舗装技術。
by wikipediaです。
道路に一定の幅で溝を刻んでその上を一定の速度で走ると音が鳴る。すごい技術ですね。
歴史としては、北海道の道路舗装などを請け負っている会社が、2004年に開発したそうです。
道路舗装だけでは会社が…となって、道路の傷を走る時に音が鳴ることに着目して研究開発したそうです。
この技術は、特許、商標ともに登録されています。

着目点がすごいですね。研究をしてこの幅で刻めば半音上がる、1音下がるなどを調べたとのこと。
そこから楽譜に合わせて道路に溝を掘っていくと言うことです。
ミリ単位で変わるから掘るのも大変そうです。

ちなみに、道路に溝を掘っていいの?と思われるかもしれませんが、
排水のために彫ってあるところもありますし、滑り止めにもなるので特に問題はないそうです。

メロディロードは、ただ音が聞こえて楽しい。だけではなく、道路を一定の速度で走ることに役立ちます。
速く走ると音が聞こえにくくなります。設定された速度で走るとその曲に合わせたメロディが聞こえるのでその速度にするという効果があるとのこと。
なるほどなーと思いました。このスピードで走るとこの曲が聞こえますよ。
と言われるとその速度で走りたくなりますよね。
さらにその地方に縁のある曲にすることで観光資源としての活用にもなっています。
芦ノ湖スカイラインだったら「残酷な天使のテーゼ」。
鳥取県道47号米子境港線「ゲゲゲの鬼太郎」。

とご当地に縁の物にすることで、走行してみたいと言う人を誘致できますね。

しかしこのメロディーロードですが、良いことばかりでもないみたいで…
人家などから離れた所でないと設置できないのです。
設置して実際に通行を始めるとうるさいと言うことで撤去されたものもあるとのこと。
なので、基本的に人家のない道路に設置されることになっています。
ほとんどが山道や郊外になります。
都会は、人家がある以外にも他の音がたくさん聞こえるので設置に向いていないのですね。

実際に聞いてみたい人はYouTubeで「メロディロード」と検索すると色々な物が出てきます。
こんなにはっきりとメロディとして聞こえるんだーとびっくりしました。
現在全国でメロディロードは、30箇所以上あります。何と中国でも数か所あるとか。
日本人ならではのお遊び心と探求心から生まれたメロディロード。
是非一度実際に走ってみたい物です。

ちなみに、TOP画像は琵琶湖大橋です。
この橋も通行時に音が聞こえるメロディロードになっているとか。
曲は、「琵琶湖周航の歌」とのこと。大阪から近いけどもうちょっと自分が知っている曲の所を走ってみたい。

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