日本には山があります。
そのうちのいくつかは、現在も動いています。
大きく爆発することは早々ないですけど日常的な地域もあります。
日本には火山が多くあります。
今も動いている火山もあれば、何百年も動いていないもの。
大概は前兆があって…ですが突然噴火が始まることもあります。
数年?十年?とかごとにそういったニュースを見る気がします。
その時に、火山灰が降ります。日常で火山灰を見ることはあまりありません。
私も、過去数回見たことがある位です。
もし、火山灰が降ったらちゃんと自動車は動くのでしょうか?
まず火山灰とは何かです。火山の時に降って来る灰位の知識です。
正確には下記の大きさが火山灰と言われます。
火山灰…直径2mm以下
それ以上の大きさは、火山礫(かざんれき)、火山岩塊と言われます。
火山灰は2mm以下と小さいので風に乗って広い範囲に降り積もります。
私が、一番初めに火山灰を見たのは鹿児島です。
子どもの頃に滞在していて、朝に起きたら外が真っ白になっていて驚きました。
桜島からは数十キロ?は離れているよね?と。
地元の人に聞くと風向きによっては流れてくるとのこと。
ビックリでした。それに慣れている地元の人にもビックリでした。
そんな火山灰が降り積もる中をもし運転するとしたら注意することは下記です。
・降灰によって横断歩道などが見えにくく路面は滑りやすくなる。
・降灰量や走行距離でもエンジンオイルなどの交換時期が異なる。
・「降灰予報」をテレビなどで確認して運転の目安にする。
具体的には、
・降灰によって横断歩道などが見えにくく路面は滑りやすくなる。
数ミリ積もるだけでも横断歩道やセンターラインが見えにくくなります。
また灰が舞い上がると視界が悪くなります。
さらに、雨が降ると灰が重くなって電線が切れたり危険です。
・降灰量や走行距離でもエンジンオイルなどの交換時期が異なる。
火山灰でエアフィルターが汚れる、詰まる。更に入り込むと酷い場合にはエンジンオイルやオイルフィルターなどの交換が必要になる。
詰まったりするとトラブルの元になるので早めに点検に出す方が良い。
・「降灰予報」をテレビなどで確認して運転の目安にする。
降水予報ならぬ、降灰予報なんていうものがあるのですね。
多分日常で火山灰が降ることがある地域の人にはお馴染みなのでしょう。
気象庁のサイトで確認できます。
火山灰が付いたらすぐ取り除いたら大丈夫でしょうと思われるかもしれませんが、
単純にワイパーを動かすと、火山灰の中のガラス質でフロントガラスが傷つくかもしれません。
ボディに関しても、いきなり洗車機に入れるとボディに傷が…ということに。
丁寧にゆっくりと洗車をすることが必要になります。
なので、火山灰が降ることが予想されたらボディカバーなどをかけておくのが良いかもしれません。
今の所、火山灰が降る地域に行く予定はないですが、
日本ではいつどこであるか分からないので、最低限の知識は持っておいた方がいいのかなーと思いました。
ちなみに桜島にはこんな看板があるそうです。
いかに日常に火山灰があるか分かる看板ですね。