ニュースでは、高齢者の踏み間違えでの事故をよく聞きます。
やはり、高齢になると身体、認知機能が落ちます打と思っ。
これは、もちろん日本だけでなく年を取るのは世界共通です。
「ブレーキとアクセルを踏み間違えた」
「よく覚えていない」
「自分はしっかりしているし大丈夫だと思った」
「生活に必要だから返納は考えていない」等々…
事故などがあるたびに聞く言葉です。
もちろん、高齢でない人も事故を起こします。
免許を取り立ての若い人が事故率が高いです。
ただ、死亡事故だと高齢者も事故率が高くなります。
理由としては、
・瞬間的な判断能力の低下
・反応時間の遅れ
・動体視力の衰え
・注意力や集中力の低下
身体能力、判断力の衰えにより事故を起こした時の対応力に差が出ます。
先日あった大阪狭山市でのブレーキとアクセルの踏み間違え事故だと、
一度でなく複数回のミスを行っています。
ブレーキ、アクセルの踏み間違え、ギアの入れ間違え…。
日本は高齢化社会と言われているので買い物に自動車で来る高齢の方も多いと思います。
しかし、今の所日本は年齢で強制的に免許証が失効することはないです。
今後、高齢の方の免許の更新は厳しくなるそうですけど。
日本でこれなら、他の国はどの様なルールなのだろうとざっくり調べてみました。
厳しい所もあれば、緩い所もあります。そもそもの免許証のルールが緩い所もありますからねー。
・イギリス
70歳で健康で安全に運転できると申告すれば、3年間有効の免許証が発行されます。
そこから3年ごとの自己申告で免許証を受け取れます。
・ドイツ
限定免許制度がある。医師の診断結果に応じて、運転していい時間、範囲、速度などの制限が付けられる。
ADAC(ドイツ自動車連盟。日本のJAFに相当する組織)が高齢者の支援を積極的の行っている。
・中国
70歳以上の高齢者が運転免許試験を受ける場合、記憶力や判断力、反応速度などの能力テストを受けなければならず、
安全に運転できる状態にあるかが確認されることになる。
タクシーなどの乗客を乗せる場合は、60歳以下までになる。
・韓国
現状は制限などがないが、今後ドイツの様に制限付きの免許証が発行される見込み。
免許返納を促すために特典があるようにしている。
数か国ですがこんな感じです。
アメリカは?と思われるでしょうがアメリカは州ごとに違うのでややこしくて多いので割愛です。
このように、制限がある国から全くない国まで様々です。
そもそも、免許の更新がない国やあってもドイツは15年とか長い国など様々です。
ただ、どの国も高齢者が増えている現状があり、高齢者による交通事故が問題になってきつつあるようです。
昔は、免許を保持していた人は少なかったですが男女問わず免許保持者が増え、
そして、月日が経ち高齢者になり問題になるというのは、世界共通で課題になりそうです。
だからこそ、自動車の安全装備が進んでいくのでしょう。
日本でも、サポカーでなければ高齢者は運転できないとかになるのでしょうかねー。