この時期によく耳にする、
車のバッテリーが上がり。
なぜバッテリーは上がるのでしょうか?
………車が動かない?エンジンがうんともすんとも言わない…。
バッテリーが上がったorz
となったことのある人はいるのではないでしょうか?
そもそもバッテリーとは車に対してどのような事をしているの?
バッテリー=大きな電池
と考えると分かりやすいと思います。
車で使う電力を賄っています。
エンジンの始動、ライト、エアコン、カーステレオ、
カーナビ、電子制御機器等々様々なものに必要になります。
普段は、車を走らせている時に、発電をして電気を貯めています。
通常の使用ではその充電している分で足ります。
では、通常の使用でないと上がってしまうバッテリー。
どうしてバッテリーが上がってしまうのでしょうか?
・車を走らせていない状態で、ハザード、エアコン、室内灯を長時間使用した。
あるあるですね。車を走らせることで、バッテリーは充電します。
つまり車を走らせていない状態で電気系統の物を使えば、
充電はどんどん減っていきます。
そうしたら、バッテリーが空になって、いざエンジンを掛ける電力もなくなります。
だから、時々スーパーとかで、
「大阪 000 わ 12-34 黒のプリウスでお越しのお客様、
ライトが点いております。至急お車までお戻りください。」
というような放送が流れるわけです。
バッテリーがなくなったら車動かなくなるからね。
・1回の走行距離が短い。
走行しているから大丈夫では?と考えるかもしれませんが、
走行距離が短いと使用する充電量が足りずに、
使用する電力量が上回ってしまいます。
エンジンをスタートする時には結構電力を使いますから。
・長期間乗っていない。
バッテリーは使用していない時も、
自然放電をしているので微量に電力が減っていきます。
長期間になれば、充電がなくなります。
・バッテリー液がなくなった。
バッテリーには、バッテリー液という専用の液体がいります。
電気分解や蒸発によってちょっとずつ無くなっています。
時々確認、補充することを怠ると気づいたらほとんど空っぽなんてことも。
エンジンがかからない位でしたらいいですが、
最悪の場合は爆発するので時々確認しましょう。
・寒い。
人間でも寒いと動きが鈍くなります。
バッテリーも同様です。化学反応が弱くなって、
充分なパフォーマンスができません。
また、エアコンや曇り止めや最近ですと座席のヒーターなど
電気を使うことが多いので寒いとバッテリーが上がりやすくなります。
上記の理由などからバッテリーは上がってしまいます。
動かなくなったらどうしたらいいのでしょうか?
一番簡単なのは、ブースターケーブルで他の車と繋いで電力を分けてもらう。です。
ケーブルがあれば、プラスマイナスを間違えずにつなげてしばし待てばOK。
あくまで応急処置なのでその後エンジンを停めずに、
車屋さんとかに行ってしっかりと充電してもらってくださいね。
……で、このことで未だにイラっとする出来事が………
深夜に空車で走っていて、呼び止められてバッテリーをタクシーと繋げて欲しいと頼まれて、
いや…お客様を運ぶのが仕事でバッテリーは(;^_^Aと思いましたが、
困っていたみたいなので、実車ボタンを押した状態ならいいですよ。
と言ったら、えっお金取るの?なんで?困ってんだからいいじゃん?
等々言われまして……おいっと思いましたよー。
だったらJAFでも友人でも好きに呼んでくださいよ。
結局繋ぎませんでした。無償で繋ぐ親切なタクシーはいるのかな……。
何で、仕事を中断してまで見知らぬ他人の車とバッテリーを無償で繋げなきゃいけないんだ。
JAFを呼んだら何万円かかると思うけどねー。
タクシーだったら千円でもお釣りがくるよ。
バッテリーが上がらないように定期的な運転と
古くなってきたバッテリーは適切な時期に交換をしましょう。