台風19号が、日本中に大きな被害をもたらしました。
家だけでなくて車両も水没したものが多くあります。
水没した車はどうしたらいいのでしょうか?
台風19号が去った後には、
大きな被害が残りました。
多くの方が被災にあいました。
家が水没した方、停電、断水、幹線道路の沈没等々。
色々なものが水に浸かりダメになりました。
復旧まで多くの時間がかかることになると思います。
その中で水没した車はどうしたらよいのかということを考えてみたいと思います。
車は普段は、雨の中も走行します。
ですので、多少の水は大丈夫ですが、
通常水にかかるのは上からの想定です。
下から水に浸かることは想定されていません。
ですので、車の下はエンジンや電気回路があります。
もちろん、水たまりとか10センチ位の高さで壊れるようなことは
ありませんが、ドアより上の高さ水の場合はどうなるのでしょうか?
水没した車を動かすのは乾いても止めて下さい。
まずはこれにつきます。
乾いたし、取り合えずエンジンを掛けてみようかな…
とか思ってもエンジンを掛けないでください。
外見に問題がなくてもエンジンや電気系統のショートで
火災が発生する場合もあります。
では、どうしたらよいのでしょうか?
このように大規模な浸水被害があった場合は、
整備屋さんに連絡してもなかなか来てくれないでしょう。
ではそれまでの間どうしたらよいのか?
バッテリーのマイナス側のターミナルを外してください。
外したターミナルが接触しないようにテープなどで覆ってください。
そうすることで発火の可能性がなくなります。
詳しくは国交省のホームページ↓↓↓で説明しています。
国交省 水没、冠水車ユーザーへ
水没した車は、雨水以外にも、
泥や場所によっては海水をかぶっているかもしれません。
それらが残っていると、
臭い、カビ、錆、電気系統のトラブルなどに繋がります。
出来る限り早めの整備、点検を依頼しましょう。
まぁ…完全にシートより上、エンジン部分や電気系統が水没してしまったら、
場合によっては修理より買い替えた方がいいかもしれませんので、
自身が入っている自動車保険の補償によって考えましょう。
でも基本的に水没した車はよほどの思い入れがない限りは、
修理をしてまで乗ることはお勧めできないそうです。
修理をしたとしても、後から錆や不具合が出ることも考えられます。
水没して廃車になる車でも引き取ってくれる業者さんなどはあるそうですから、
無理に修理をせずに車内に水が浸水する位の水没車はきっぱりと諦めた方がいいみたいです。