運転をしている人は当然足はアクセルとブレーキに使います。
でも助手席に座っている人は、特に操作をしません。
では、その足をダッシュボードに乗せても問題ないのでしょか？
運転中の運転手は当然足は、アクセルかブレーキにあります。
でも、助手席の人は足を使うことはありません。
当然普通に座っているはずです。でも、助手席の足元が窮屈だな…ちょっと足を伸ばしたいなーと、
足をあげて目の前のダッシュボードの上に乗せること考えるかもしれません。
ダッシュボードに足を乗せると気持ちいいかもしれません。
その方が足を伸ばせていいんじゃない？楽でしょう？と考えます。
でも、足を本来ある位置以外の所に置くことは良いのでしょか？
動いていない時はダッシュボードに足を乗せても問題ない。
そりゃそうです。駐停車中で自動車が動いていないなら基本的に危険はありません。
ダッシュボードは特に何の装置があるわけでもありません。
強いて言うなら、エアバッグがあることも…位です。
まぁどう考えてもエアバッグが開いたら足がとんでもないことになる想像もつきますけど。
ダッシュボードに足を乗せているから急に車が動き出すとかはないです。
停まっている時には問題なさそう…と言うことは、動いている時には……？？っ助手席に座っている人には違反行為は問えません。
助手席の人でなく、運転手に違反行為が問われることになります。
安全運転義務違反になる可能性があります。
違反点数…２点、反則金…９，０００円（普通車）になるかも。
ダッシュボードに足を乗せることはどの様に安全運転を阻害される行為に繋がるのでしょうか？
ダッシュボードに足を乗せることで、視界を妨げる行為に繋がる。
足があることで助手席側、左側の視界が遮られることに繋がります。
左のドアミラーが見えづらくなります。これが安全運転の阻害になります。
さらに、左側が見えにくいと言うことで、歩行者側方安全間隔不保持等を問われるかも。
違反点数…２点、反則金…７，０００円（普通車）です。
あまり聞くことのない違反だと思います。左側が見えにくいことで、歩行者との安全な間隔が保てない可能性がある。
この辺りの事で違反に当てはまるかもしれません。
他の違反行為の可能性は、座席ベルト装着義務違反。です。
足をダッシュボードに乗せるためには正しい姿勢で座らずに腰をずらして座っていると思います。
そのため、正しく座っていない、シートベルトの意味がないと言うことが考えられます。
そのため上記の違反が当てはまります。もちろん、運転手の責任です。
違反点数…１点になります。
たかがダッシュボードに足を乗せたくらいで…と思われるかもしれませんが、
事故になった際にはとても危険であることを認識してください。
自分が事故を起こさなくてもいつ追突されるか分かりません。
その時にダッシュボードに足があれば命の危険に繋がるかもしれません。
助手席の人を注意するのは、運転手の責任です。
上司など言いにくい相手であっても命には代えられませんので変な態勢で座っていたら注意をしましょう。
