誘導員の誘導を信頼しすぎない。

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ホテルや病院、イベント会場などに車で行くと、
警備員や誘導員がいて車を誘導してくれることがありますよね?
その誘導をそのまま信じて確認を怠ると大変なことになるかも。

誘導員の誘導を信頼しすぎない。

仕事でホテルやイベントへの配車依頼が入ることがあります。
その際に、どこで待てばいいのか誘導をしてくれる時があります。
ホテルマンやスタッフさん、警備員さんあなどです。
その際の車の誘導が上手い人、下手な人色々います。
その方の誘導を見ながら車を運転するのですが、
その際に周りにも注意を払っていますか?
誘導をしている人が、大丈夫~と手を招いているから
そのまま車をバックさせたら…なんてことがあったら、誰の責任になるのでしょうか?

もちろん…ドライバーの責任です。
誘導をしてくれる人がいても、車を動かす際には周囲に注意を払わなければいけません。
その注意を怠ったことになります。ですので、安全運転義務違反になります。
警備員さんが、大丈夫だよ~バックバック~こっちこっち~と手招きをしていても、
周囲をよく確認して動かしましょう。

警備員さんの法律で、警備業法というものがあります。警備業務の内容が定まっていて、
第2条1項2号に、「人若しくは車両の雑踏する場所又はこれらの通行に危険のある場所における負傷等の事故の発生を警戒し、防止する業務」
とあります。でも15条でこの法律で特別な権限が与えられるものではないとあるので、
車の誘導をしたとしても、それに対して警察官程の権限があるわけではありません。
ですので極論を言えば、守らなくてもいいのです。
あまりにもおかしな誘導だった場合は従わなくても罰はありません。
警備員さんの誘導には従わなくても罰はないですけど、
警察官の誘導には従わないと罰則がありますので、
その違いには注意しましょう。

例えば交互通行を警備員の誘導を守らなくて事故を起こした時には、
ドライバーがめちゃくちゃ悪いことになりそうですね…。
逆に誘導されて事故を起こした!!警備員さんの誘導が悪かった!!と思うこともあるでしょう。
あきらかに誘導が悪い時は、実際の事例でも、誘導をした警備員にも一定の過失が認められた例があります。
警備員の誘導が適切でなく、事故を起こしてしまった場合です。
見通しの悪い工事現場などでは、警備員さんの誘導が重要だったりしますから。

色々な所で車や歩行者を誘導してくれる警備員さんの誘導を信用することも必要ですが、
必ず最終的には自身の目でも安全を確認して進むようにしましょう。

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