タイヤの溝をちゃんと見ていますか?

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日常で自動車に乗る時にどれくらい点検してますか?
日常点検が大事と分かっていても毎日する人は少ないと思います。
でも気づいた時には…ということもあるのでちゃんとしましょうね。

タイヤの溝をちゃんと見ていますか?

朝に家を出て、そのまま車に乗って出勤して、
会社から暗くなる位に家に帰る。
その日常の間にちゃんと点検をしていますか?
朝バタバタして出かけると当然見ません。
家に帰ってきたときは暗くて見えません。
だから当然車の様子を見ることも出来なくて、
エンジンの不具合とかは音で分かることもありますが、
ギリギリまで気づかないのが、タイヤの摩耗です。

タイヤをじーっと見たことはありますか?
タイヤには複雑な溝が刻まれています。
その溝をよーく見ると溝の中に所々盛り上がっている所があると思います。
それは、スリップサインと言います。
タイヤの摩耗を教えてくれる目印になります。
タイヤの横を見ると三角形のマークがありますので、
その延長線上にあります。

タイヤは走れば走るほどすり減っていきます。
そうなると溝もだんだんと浅くなっていきます。
溝が浅くなるとどうなるのでしょうか?

溝が浅くなると雨の日にスリップしやすくなります。
高速走行時に挙動が不安定になる。
つまり、タイヤが地面を掴む力が弱くなります。
溝がないことで、水はけが悪くなります。
タイヤがつるつるになることで危ない!!ということです。
またその状態になると溝だけでなく、タイヤのゴム自体も劣化している可能性がありますので、
走行途中にバーストということも考えられます。

上記の様に、タイヤの溝が減るととても危ないです。
では、スリップサインをどのようにチェックしたらいいのでしょうか?

スリップサインの高さは、1.6mmあります。
タイヤの溝は、通常新品購入時は大体7~8mmくらいあります。
その溝が走ることで摩耗していき、減っていきます。
と言うことは、スリップサインと高さが近くなると言うことです。
どれ位の高さになったらタイヤの交換時期か?

大体、3.2mm~3.5mmを目安にタイヤの交換をするといい。
上記位のタイヤの溝の浅さになったら交換しましょう。
でも、1.6mmの溝だったらその溝の高さと一緒になるくらいまでいいんじゃないの?
と思われますが。ダメです。危険です。1.6mmくらいになるとかなりグリップが弱まりますので危ないです。
あくまで、1.6mmは保安基準で道路交通法に乗っ取った基準です。
安全面で考えると1.6mmは危険なので交換しましょう。
先ほどから出ている、1.6mmですが、それ以下になると道路交通法違反の整備不良になります。

ふだん見落としやすい、タイヤの摩耗ですが見落とすことで、
重大な事故に繋がるかもしれません。目視で出来る簡単な確認なので、
運転に異変を感じる前に日常で溝の高さを確認する習慣を付けましょう。

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