踏み間違えはEDRで記録されます。

タクシー・車
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最近の事故では、ドライブレコーダーでの確認が必須になりつつあります。
それ以外にもEDRが自動車に搭載されていることが多くなっています。
EDRではどの様なことが分かるのでしょうか?

踏み間違えはEDRで記録されます。

事故の状況確認で、ドライブレコーダーの映像が必須になりつつある今日この頃。
自分の自動車だけでなく、周囲の自動車も搭載していて事故の状況が周囲からも分かることがあります。
でも、ドライブレコーダーでは映らない範囲もあります。
自分の足元やギアなど車内の操作状況です。その辺りは、ドライブレコーダーには映りません。
踏み間違えで事故が起きたかどうかを確認するのにEDRが活躍します。
さて、EDRはいったいどのような装置なのでしょうか?

EDR=イベント データー レコーダーの略になります。
更に日本語に直すと…事故 情報 記録…と訳すかなー。
つまり事故の際の情報を記録する装置です。
この装置は、エアバッグのコンピューター内に設置されることが多いです。
どういったことを記録するのでしょうか?
これは、そのEDRが作られた年代によっても変わりますが、

車両速度、、アクセル操作、エンジンスロットルの開度、エンジン回転数、ブレーキペダルの操作、ブレーキオイル圧力、加速度、ヨーレイト等…
多くの事が記録されます。事故の直前数秒前からの操作、事故後数秒の操作記録が残ります。
最新モデルでは、50項目を超えるとか…。

これらの記録はどの様な際に役に立つのでしょうか?
・ブレーキとアクセルの踏み間違え
・玉突き事故の順番
・事故の際の速度、操作

などの事故の際に本人の記憶が間違っていたり、あやふやだったり、勘違いしていたり…
動画だけでは検証できないことをデータを元に検証します。
人間の記憶はあやふやですから…

ちなみにこのEDRのデータを読み取るのに、
CDR(クラッシュ・データ・リトリーバル)と言う装置を使用するのですが、
これを正しく扱い、記録を正確に読みだすためには、訓練を受けてCDRアナリストと言う資格を取らなければいけないそうです。
日本には、150人位?いるとかいないとかの少ない資格です。

このEDRは、約20年前位から搭載されだしました。
現在では多くの新車に搭載されています。
TOYOTAでは、2012年以降すべての新型車に搭載されています。
現在の日本では、EDRの搭載は義務ではありません。
しかし、他国の状況を考えるとEDRの搭載が義務になる可能性もあります。
それだけ、事故に対しては正確な情報が求められます。

最近のニュースだと、某自動車事故でTOYOTAが公式に車両に問題はなかったと発表しています。
事故車両を調べると同時にこのEDRの記録も確認したうえで発表しているでしょう。
アクセルとブレーキの踏み間違えはないと、被告はしていますが…記録は…という感じでしょう。

事故の際に映像だけでなく、自動車の操作状況をしっかりと記録する装置はこれから搭載が当たり前になるでしょう。
まぁ…自分に不利になることもあるけどそれは仕方ない。

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