横断歩道のデザインはいつの間にか変わっていた。

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至る所にあって普段は気にすることもない横断歩道。
いつの間にかデザインが変わっています。
言われればそうかも?いつからそうなったんだろう?

横断歩道のデザインはいつの間にか変わっていた。

道路の当たり前に至る所にあるのでまじまじと見ることは少ない横断歩道。
歩行者が安全に道路を横断するためには必須です。
実は気づいていましたか?横断歩道のデザインが変わっていたことに。
と言っても結構前から変わっていっていて今ではほとんど新しいデザインになります。

旧デザイン↓↓↓

新デザイン↓↓↓

さあどう違うでしょうか?

……
…………
………………
答えは、両端に側線があるかどうかです。
上の写真では、横縞があってその両端に更に長い一本の線が両側にあります。
いわゆるはしご模様に白線が引かれています。
下の写真は、横縞のみで、両端には線がありません。
ゼブラ模様になっています。シンプルですね。
今では、ゼブラ模様のみの横断歩道がほとんどになっていると思います。
ゼブラ模様の横に自転車のための側線を引いていていも両側に線がある所は少ないです。

なぜ、はしご模様の白線は無くなったのでしょうか?
平成4年11月に「道路標識、区画線及び道路標示に関する命令の一部を改正する命令」(平成4年総理府・建設省令第1号)で横断歩道に関して様式が追加されました。
下記の様な理由になります。
・けばけばしさがなくなり、都市美観上効果がある
・水はけが良く表示面でのスリップを防止できる
・通過車両によって側線が消える弊害がなくなるため、補修が容易となる
・設置にかかる時間が短縮され、道路交通に与える影響が小さくなる

上記の理由ですが、けばけばしさって(笑)側線があったらけばけばしいの?すっきりはすっきりかも。
水はけが良くなるは分かるかもラインを引いているとミリ単位ですが道路が盛り上がっているから。
そこに水が乗っていると滑るかも。ラインが少なくなればスリップ確立も減りますね。
補修が容易は、線が減ればそれだけ引き直すのも簡単だからねー。
引くラインの本数が少なければ、それだけ道路の封鎖時間が短くなるから確かに良いかも。

と言うようになるほどなーです。平成4年だから…1992年で今から29年前です。
補修などで引き直しをせずにむしろ消す方向に行っているので、
今側線のある横断歩道はかなり数を減らしているはずです。
29年をかけて補修や新規で側線のあるものは絶滅になりつつあります。
横断歩道自体が補修もしないでほぼ消えかけとか…。
確かによく考えたらいつの間にか側線は消えていました。
色々考えられているのだなと思いました。
側線のある横断歩道はレアなのでへーっと思いながら渡るとします。

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