今は、多くの自動車にETCが付いています。
付いていない自動車の方が少数派です。
でも、ETC2.0が搭載されている自動車はまだ少ないです。
ETCって便利ですよね。
高速道路、有料道路でいちいち止まることなく、
スピードを落として通過するだけですから。
ETCが普及する前は、出入口で渋滞が発生していたのでしょう。
そもそもETCはいつから普及し始めたのか?
日本では、2001年から導入が始まりました。
まだ、20年と思うかもう20年と思うかは人次第です。
ETCの利用率は、令和3年11月で93.6%になっています。
9割以上の人が利用しています。
便利ですし、時間帯によって料金が安くなったりがありますから。
ETCは略称です。正式名称は「Electronic Toll collection System」です。
日本語に訳すと、「自動料金収受システム」となります。
そんな便利はETCですが、「ETC2.0」って知っていますか?
名前だけ見ると、ETCのバージョン2なの?と考えられます。
どの様に進化しているのでしょうか?
ETC2.0では、道路沿いに設置されたITSスポット(ETC2.0サービスが行われる場所)と対応車載器(DSRC通信対応機)との
相互通信、高速・大容量通信により、従来より広範囲の渋滞・規制情報提供や安全運転支援などが受け取ることのできるサービスである。
by wikipedia
つまり、従来よりも通信によるサービスが増加!と言うことです。
具体的に出来ることは、下記の様になっています。
・ETC
すべての「ETC2.0対応車載器(DSRC車載器)」にETC機能が搭載されているため、ETC車載器として利用することが出来る。
ITSスポットでの双方向通信により経路情報を活用したサービスも行っている。
・渋滞回避支援(ダイナミックルートガイダンス)
現行の電波ビーコン・光ビーコン(VICS)よりも情報量が多いため、より広範な地域の交通情報が得られるようになった。
ETC2.0に対応したカーナビゲーションを接続している場合、情報を元に最適ルートの選択を行い、ドライバーの渋滞回避を支援する。
・安全運転・災害時支援
「渋滞、追突注意」「落下物」「急カーブ」「事故・規制」「トンネル出口の天候」など平常時の情報や、「地震・津波」など災害時の情報を、
読み上げ音声と図や撮影画像(発話専用機種を除く)で事前に案内。
・「賢い料金」社会実験(一時退出)
全国23箇所の道の駅で、道の駅利用時の一時退出が3時間以内であれば追加料金なしで利用できる。
・料金割引サービス
首都圏において、首都圏中央連絡自動車道経由で首都高速道路を利用しなかった場合、走行料金を割引にするサービス。
なるほどねーです。私的には、災害時の案内と道の駅への途中退出で追加料金なしがいいな。
ではETC2.0はどれ位利用されているのでしょうか?
上記で令和3年11月の利用率は93.6%と上げています。
そのうちで、ETC2.0の利用率は、27.0%となっています。
まだまだ利用率は低いです。
サービスの開始が2014年なので約7,8年です。
色々なサービスが充実しだして今から増えるのかなーと思います。
便利なことが増えるのはいい事とは思うのですけど、
初期費用や自分にとって必要かで考えるとまだまだ導入を見送る人は多いと思います。