火事は怖いです。火ですから。
すぐに消防車を呼んで、あるなら消火器を使って。
そして、自動車の火災もかなり怖いです。
道路情報でよく聞きますね。
「〇〇道が車両火災で通行止めになっています」
怖いですね。運転手の方は大丈夫かなと考えてしまいます。
通常の火災でも怖いですけど、自動車が燃えているのですからなおのこと怖いです。
だって、自動車の燃料はガソリンです。ガソリンに火が付くととんでもないことになります。
車両火災はなぜ起きるのでしょうか?
もし起きた時にはどうしたらいいのでしょうか?
車両火災の原因
・燃料、オイル漏れ
・経年劣化、メンテナンス不足
・車内物品による発火
・放火
・事故
上記の様な理由が車両火災の原因となります。
エンジンオイルの量、劣化の確認を怠ると、漏れたりしますので危険です。
また、経年劣化で部品は悪くなります。小まめなメンテナンスをしないと、
絶縁劣化、接続部の緩みや取り付け不良、ワイヤーハーネスの劣化、バッテリー周辺のメンテナンス不足
上記の様なことが原因でショートや火花が出ることがあるので、
走行距離が多い、長年のっている自動車は細やかなメンテナンスを心がけましょう。
車内物品による発火は、ライターを車内に置いていて高温になり爆発した。
もしくは、スプレー缶などでも同様の事が起きます。
夏の車内は高温になりますので置かないようにしましょう。
また、ペットボトルや眼鏡などの光を反射する物が凸レンズになり太陽光を集めます。
そうなると高温になり発火することもあります。
このような物も車内に置かないようにしましょう。
放火は、防ぐのが難しいかもしれません。
いたずらで行われることが多いので、車庫が人目に付きやすい場所にあるなどなら確率は低くなりますが、
人目に付きにくい、夜は暗いなどの条件があると…です。
事故は、単独でもそうでない場合でも起こることがあります。
燃料が漏れたりすると危険です。ちょっとの火花でも爆発につながりかねません。
上記の様に多くの車両火災に繋がることがあります。
では、実際に車両火災にあった時にどうするか。
車両火災にあった際の対処
・ハザードを点けて停車
・エンジンを切る
・車外に出て119番
・できる限り消火活動をする
上記の様にすることが理想です。
あくまで理想なので、自分の安全を第一に考えて行動してください。
いきなりボンネットから火が出た場合などは、パニックになると思います。
取り合えず自動車を止めて、安全な場所まで逃げる。出来る範囲で行動する。
これを念頭に行動すればいいと思います。
まずは自分の命が第一。次に二次災害を防ぐ。
エンジンルームから煙がと思っても間違っても開けてはいけません。
ボンネットを開けることで空気が入り火の手が激しくなることがあります。
初期消火は大事ですが危険に繋がるかもしれません。
車両火災にはあいたくないもので。
不可抗力(放火、事故)はどうしようもないですが、
メンテナンス不足はしっかりとチェックすれば避けられます。
日ごろからの点検をしましょう。