自動車には当然窓が付いています。
最近は換気でちょこっと開けていることが多いです。
窓の開閉は気を付けないと危ないよ。
大概の自動車の左右の窓は開けることが出来ます。
全開に開いたり、半分だけ開いたり。
まぁ、JPNTAXIの左後方は開かない仕様みたいですけど……。
窓の開閉ですけど今はボタンで開閉が出来ます。
座っている位置から開けることも出来ますし、
運転席で運転手が操作することが出来ます。
昔は、ハンドルをクルクルと回して開けていましたねー。
懐かしいです。今も、軽トラとかであるかな?
ハンドルでクルクルは人力なのでちょっと運転しながら開けたり閉めたりは難しいですし、
後ろの席の人も面倒です。なので、今は「パワーウィンドウ」電気の力で開け閉めです。
便利ですねー。で、便利であると同時に危険性も増しました。
どのように危険かと言うと……挟みこみです。
実際に会った事例では………
・走行中、運転席から後部座席のパワーウインドウを閉めたら、子どもが中指を挟まれて骨折した。
・子どもが助手席のパワーウインドウに人差し指を挟み、切断した。
首を挟んで死亡事故も……。
パワーウィンドウはとても力があります。
数キロある窓ガラスを上げ下げするのでパワーがあります。
風圧にも負けずに開けます。
そして、その窓ガラスも風圧で割れることはそうそうないので、
人間が素手で壊すのはとても難しいです。
そんな窓ガラスにかなりのパワーで押さえつけられるのはちょっとやそっとでは反撃できません。
どれ位のパワーかと言うと、車種にもよりますが約30kg前後。
大根を挟んだら切れるそうです…。
体重が30kgの子どもがぶら下がっても窓は閉まっていくということ。
怖すぎます。大人だとどうなのかと言うと、
成人男性で両手で押さえ込めるけど、片手では難しく、
成人女性で両手でギリギリ押さえ込めるかどうかと言うことです。
どうしたら窓の開閉事故を防止できるのでしょうか?
「挟み込み防止装置」これがあればとりあえずは挟み込みの可能性はぐんと減ります。
搭載されている車種も多いと思います。
窓を閉めている最中に何か異物を感知すると窓が上がることなく下がります。
ただ、万能ではないです。窓を閉め続ければ閉まるかもしれませんし、
直前に挟み込むと感知しないかもしれません。
「声をかける」窓の開閉事故の被害者の多くは子どもです。
なので、窓の開閉を運転席から行う場合は「窓閉めるよー」と一声かけるだけで安全を確保できます。
外の景色を見ている時に窓に手をかけていることもあると思います。
同時に、チャイルドシートなどを設置する場合は、出来る限り窓から離れた所に設置しましょう。
「窓の開閉をロックする」運転席で窓の開閉を操作できます。
同時に窓の開け閉めをロックすることも出来ます。
窓を子どもが自由に開け閉めできないようにロックしておきましょう。
「子どもを車内に一人にしない」たとえ数分でも子どもを車内に1人にすると危険です。
窓の開閉もですが、閉じ込め事故も起きるかもしれません。
なので、ほんの数分だから…と油断すると危険です。
上記の様にパワーウィンドウは相当な力があるので、
指の挟みこみはもちろん、首を挟み込んだら……。
窓の開閉には細心の注意を払い、子どもにも危険性を教えることが大事です。