時々ニュースで聞きますね。
〇〇社の車種名△△で不具合が~
これは、どういうことでしょうか?
テレビのニュースとかで時々ありますね。
自動車会社でブレーキにリコールがありました。
リコールとはどういうことなのでしょうか?
自動車におけるリコールとは、設計や製造段階を原因とする不具合が特定の自動車(オートバイを含む)および原動機付自転車に発見され、
その不具合により保安基準に不適合となる場合、道路運送車両法第63条の3に基づき、
メーカーや輸入業者が国土交通大臣へその旨をあらかじめ届け出て、該当する製品を無料で修理をする制度のことである。
by wikipediaです。
つまり、ちゃんと大丈夫!!と販売したはずが、不具合が発生したから無料で修理します。ごめんなさい。ということ。
リコールの台数は中々にすごい台数になっています。
去年だと…リコール届出対象台数は1053万4494台(2019年4月~2020年3月)
一千万台を超えています。想像もつかない台数です。
なぜこのような台数になるのかと言うと、部品の共用化が進んだからです。
別の車種でも同じパーツを使うものが増えれば、そこに不具合があれば
リコールの車種が複数になります。
過去にあった大きなリコールだと、
2005年にトヨタ自動車でヘッドライトのスイッチの不具合で、ヴィッツ、カローラなど対象者が127万台のリコールが発生したこともあります。
世界的大規模なものだと、タカタのエアバッグリコールがありました。世界で1億台以上だそうです…
ニュースを見ていたら自分の乗っている自動車がリコールになったとありました。
リコールが発覚したらどうしたらいいのか?
自動車検査証の住所に手紙が届きます。新車購入でも中古車購入でも関係ないです。
手紙の内容を読めばどうすればいいか分かります。
まぁ大体は連絡して、修理の予約をして修理となると思います。
リコールの手紙が来たけど…面倒だし、次の車検の時についでの修理でもいいんじゃない?
と思われることもあるでしょう。無料修理とは言えわざわざ持って行って時間を使って修理…
となると面倒ですよね。でも、出来る限り早く行きましょう。
リコールの修理に期限はありませんが、リコール内容によっては重大事故にかかわるかもしれません。
上記のタカタのエアバッグでは、エアバッグが開く時に金属片が飛び散ると言う命にかかわる内容です。
また、リコールの連絡が来ていたのを放置して、事故を起こした場合は責任を問われるかもしれません。
リコールと似たもので「改善対策」、「サービスキャンペーン」があります。
改善対策とは?
自動車等の構造、装置又は性能が基準不適合状態ではないが、安全上又は公害防止上放置できなくなるおそれがある又は放置できないと判断される状態で、
原因が設計又は製作の過程にある場合に、その旨を国土交通大臣に届け出て自動車を回収し無料で修理する制度。
サービスキャンペーンとは?
リコールまたは改善対策に該当しない場合であり、商品性や品質の改善のためにメーカーが無料で行う自動車の修理。国土交通省の通達に基づく制度。
どちらもリコール程の重大な欠陥ではないけど、連絡が来たら早めに修理に持っていきましょう。
自分の自動車がリコールになったらどうしたらいいのか?
と思われるかもしれませんが、連絡の手紙が来ますので、
落ちついて対処しましょう。