先に言うなら、私は妊娠したことも、
その予定も全くないですから。
ただ、女性として気になりました。
運転できない病気やケガというのはあります。
足が骨折していたり、痴呆症だったり…では妊娠は？
よく、妊娠は病気ではないといいますが、それでも通常の状態と違うのは確かです。
妊娠した状態で、車を運転してはいけないと言う決まり（法律）はありません。
なので本人の体調に問題がなければ運転をしても問題ありません。
体調が悪ければ運転をしないのは、通常の体調不良と同じです。
妊娠初期は、つわりなどで体調が不安定なことも多いと思うので、
ちょっとでも変だなと思ったら運転をしない選択をしましょう。
妊娠中期～後期になると体調も安定してくるでしょうが、
そうなると目立ってくるお腹がハンドルと接触することが起こります。
また、体をひねることも難しくなるので後ろの確認が不十分になるかもしれません。
危険性があると思ったら運転を止めましょう。
シートベルトはした方がいいの？
昔は、シートベルトでお腹を圧迫するのは良くないと言われていたそうですが、
今は、お腹の下の部分と上の部分に通してするといいそうです。
お腹を支える補助シートベルトも販売されているそうです。
このように、体調に問題がなければ運転をしても問題はないのですが、
気を付けたいことがいくつかあるようです。
・長時間の運転は避ける
通常の時でも長時間の運転は避けた方がいいですが、
妊娠中はさらに気を付けた方がいいそうです。
妊娠中は、うっ血が起こりやすくなります。
妊娠後期になるとお腹のはりも出てくるかもしれません。
どうしてもの時はこまめな休憩を入れながら運転しましょう。
・眠気や注意力散漫に気を付ける。
妊娠中は、ホルモンバランスが崩れます。
それによって、急な眠気が出ることがあります。
しっかりと、夜に寝て昼寝をしていても眠くなることがあります。
少しでも眠気を感じたら運転を中止しましょう。
ホルモンバランスが崩れると、注意力が低下しますので事故を起こす確率が上がります。
少しでも変だと思ったら落ち着くまで休憩しましょう。
・陣痛、破水時には運転しない。
基本、陣痛が来てお腹が痛くなっても、救急車では病院に行けません。
自家用車や公共交通機関、タクシーなどで病院に行くことになります。
とは言え、深夜に一人で陣痛が来た時に、
タクシーを呼んでも来ない時に何とかして行こうと自身で運転をするかもしれません。
陣痛には波があるから収まってる時だったら…とか考えちゃダメですよ。
いつ破水するか分かりませんし、確実に注意力がない状態です。
そんな時に運転なんて事故を起こす確率は普段の何倍にもなります。
結論としては、妊婦さんは運転をしてもいいけど、
体調に気を付ける、出来れば臨月時は運転をしないと言うことです。
タクシードライバーをしているとどれだけの陣痛が来た人を病院に送ったか…
その時は皆さん、女性ドライバーが来るとものすごーくほっとしています(;^_^A
特に深夜で一人で心細そうな人とかは本当に嬉しそうにされますし、
ご家族も女性ドライバーが来た、良かったね！と言われます。
確かに、陣痛で苦しんでいる時に、おっちゃん、おじいちゃんドライバーが来るよりは、
同性の女性が来る方が安心感がありますよね…。
陣痛が来た人が狙って女性ドライバーのタクシーに乗ることはできませんが、
ご乗車いただいた妊婦さんには最大限の注意を払って運転をしたいと思います！！
