私の仕事は、自動車を運転して目的地にお客様を送り届けることです。
２種免許は当然持っています。もちろん、２種免許の前段階の１種免許も。
でも今は、段々と運転免許証を持っている人が減っているらしい。
自動車を運転するのに何が必要か？
自動車…は当然として、日本では運転する自動車の大きさなどによって対応する自動車運転免許証が必要になります。
対応する運転免許証がなく運転しては、無免許運転になります。
普通自動車運転免許で大型車を運転してはもちろんダメ。
一昔？二昔？前は運転免許証は、高校卒業直前か高校を卒業してから大学生の間に取るのが当たり前でした。
就職活動には必須の物とされていました。
もちろん今でも、求人の要綱に要普通自動車免許とあることも。
でも、昔に比べると運転免許を必要とする求人は減っていますし、
公共交通機関の発達によって自動車がなくても移動に不自由をすることは減りました。
現在はどれ位の人が運転免許証を持っているのでしょうか？
運転免許証の保有人数は…、８２，１５８，４２８人（令和元年）です。
………多いのか少ないのか分かりにくいですね（笑）
これは、原付から大型２種まで何らかの免許証を持っている人数です。
警察庁の資料で細かく見ようとしたらややこしくて…。
免許証の種類が多くて、昔の普通免許を持っている人は、中型になるし新しく取得した人は、
普通免許に分類されるし、２種免許を保有している人は１種普通免許の合計人数には入っていないし…。
と言うことで、サクッと合計人数を取り上げてみました。
平成２７年のデーターと比べると…８２,１５０，００８人（平成２７年）。
うーん……大して変わっていない？と思いきや…が始まっていました。
運転免許証の保有統計は、昭和４１年からありますが、毎年保有者は増加していました。
そして、ピークは８２，３１４，９２４人（平成３０年）。
そして、初めて減少になったのが令和元年でした。前年から見ると減っていました。
今までずーっと増加していたものが初めての減少に転じたのです。
逆に増加になっているのが、運転免許経歴証明書です。
運転免許証を加齢などで運転が困難になった時に返納して代わりに交付されるやつですね。
こちらは急増しています。何年かごとで見てみると…
平成２２年 ２５，７７１人
平成２７年 ２３６，５８６人
令和元年 ５１９，１８８人
となっていて急増しているのがよくわかります。
免許証の返納が浸透してることが分かります。
運転免許証の返納が進んでいることが、免許証の保有率の低下にもなっていることが分かります。
上記の様に、運転免許証の保有率は低下を始めました。
運転免許を取得するにはお金がかかりますし、自動車を保有するにもお金がかかります。
それに見合った利益があるかどうかを考えると不要だと感じる人が増えているのかもしれません。
個人的には、お金と時間にゆとりがあったら取得しておいた方がいいとは思います。
社会人になってから取るのは時間が中々取れませんから。
転職する時などに慌てて取得するより少しでも若いうちの方が、学科とか覚えられます。
とは言え、３０万円位が飛んでいくことを考えますよね…。
