当たり前ですが車にはスピードメーターが付いています。
速度を確認するためには必要です。
では、そのスピードメーターはどれ位正確なのでしょうか?
道路には、制限速度があります。
体感速度で今大体これ位だろうな~と思って走っていたら、
思ったよりも速度が出ていて慌ててブレーキで調整したということもあるでしょう。
人間の体感速度なんてあてになりません。
特に周りに車がいないと対比するものもないので分かりにくいですし、
夜と昼までは感じ方が変わります。
さらに雨の日とかでも変わります。
プロのレーサーでものない限りそこまで正確に分かるものではないです。
なので、スピードメーターを確認して今何キロ出ているかを確認して、
制限速度を超えないように気を付けます。
スピードメーターは、日本語だと速度計と言うかな。
名前の通り速度を表示します。
電車、飛行機、自動車等の速度の出る乗り物には必須の装置です。
走行中のスピード確認に使うスピードメーターですがどれ位正確なのでしょうか?
車種、タイヤのすり減り具合、空気圧などで多少の誤差はでます。
大体において、実際の速度よりもちょっと速い位がメーターの速度みたいです。
スピードメーターは、時速40kmでも実際には時速35kmだったという風に。
道路運送車両の保安基準の細目を定める告示第148条の第2項
速度計の速度表示は平たんな舗装路面での走行において、著しい誤差のないものであること
とあります。この誤差ですが法律で決まっています。
……難しい計算なので省きますが、平成19年以降の車だと、
時速40kmをスピードメーターが示している数値の許容誤差は、時速30.9km~42.55kmとなります。
平成18年12月31日以前に製造された自動車の場合は、
時速40kmをスピードメーターが示している場合は、30.9km~44.4kmとなります。
結構幅があるな~という感じです。
低めの数字の方が振り幅が大きいですね。
メーターで出ている数字よりも実際の速度の方が遅いということです。
何故誤差が出るのかというと、車の速度は車速センサーで測っているのですが、
実際の速度とずれが出る原因のほとんどが、タイヤの大きさです。
車軸(タイヤ)回転速度×タイヤ外周長(直径×3.14)で計算をするので、
タイヤが摩耗したり、空気圧不足で小さくなると計算が狂います。
この場合は、タイヤが小さくなりスピードメータの数字よりも実際の速度は遅いことになります。
逆にタイヤを交換して大きくした場合は、速度が速く出ます。
車検の時にこの誤差も測りますのでタイヤのメンテナンスもしっかりとしましょうね。