大阪にタクシーは何台ですか?

タクシー・車
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お客様に、タクシーが少ないから中々捕まらない!!
と言われたことがあります。
タイミングとか時間とかによって
無駄に多い時と全然捕まらない時がありますよね。
そんなタクシーの台数ですが、いったい何台走っているのでしょうか?

大阪のタクシーの台数は??

資料を探してみると平成25年度の物が見つかりました。
タクシーの台数は大阪府内で、
15,437台とのことです。
これは純粋なタクシーの台数です。
ジャンボタクシーや障がい者用特殊タクシーなどを除きます。
さて、これは大阪全体です。
では、市別にみるとどうでしょうか?
ベスト3は下記の通りになっています。
1位 大阪市 7,374台
2位 堺市 1,700台
3位 東大阪市 1,365台
となっております。
上位3つで10,439台となっており、
大阪の約68%を占めています。

さて、台数に対して人数はと言いますと、
現在のタクシードラーバーの人数は、約25,000人程です。
タクシーは1台を2人で乗ったりするので、
人数の方が多いですね。

当然上記の15,000台が常に走っているわけではありません。
修理中、休み、乗り換えのタイミング等々で実際には
もっと少ないです。
さらに、上記のデータは、
平成25年のデータとなります。
その後、実はタクシーは減車しています。

これは、近畿運輸局からの指導です。
2017年に決まり、各社8%~12%で減車になりました。
なぜこのようなことになったのか?
単純にタクシーをご利用になられるお客様が減ったからです。
需要が減ったのならば台数を減らさなければ、
単価が落ちタクシードライバーの歩合が下がり、
給料が下がれば、タクシードライバーのなり手が減り…
そして、タクシーに乗れなければお客様が減り…の
悪循環に入ってしまいますね。

お客様の減少の他にもタクシードライバーの減少も上げられます。
タクシードライバーは高齢で団塊の世代の人が多く、
70代を超えると一斉にドライバーを引退することでしょう。
今後さらにタクシードライバーのなり手が減っていくことになります。
なのに、台数があって…ではいけません。
お客様、タクシードライバー両方が減るのだから
当然タクシーの車両数も減ります。
仕方のないことですね。

さて、上記の様にざっくりとですが説明しましたが、
これは実はとある法律に基づいています。
2013年11月に成立し14年1月から施行された、
「特定地域における一般乗用旅客自動車運送事業の適正化
及び活性化に関する特別措置法等の一部を改正する法律」

という法律で通称「タクシー減車法」です。
適正な金額、適正な人数でタクシーが運行できるように決めた法律です。
とってもマニアックな法律ですね(-_-;)

さて、タクシーの台数に関して説明しました。
私から見るとタクシーの台数は足りているのかどうかです?
んん~こんなものではないかな~と思うのが現状です。
閑散期と繁忙期で乗れる乗れないがあるので、
それを平均したらぼちぼち?乗れる?になるのかな…。
あんまり答えになっていませんが、取り合えず生活できるだけは
稼げる台数、人数を維持していただければいいな…と思います。

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