多くの信号機は、三色信号です。
左から、青、黄、赤になっています。
その色の明るさ実は違うって知っていましたか？
三色の横並びの信号機を見たことがありますか？
………見たことない人の方がいないと思います。
当たり前に道路にあって、ルールを知らない人はいないと思います。
三色は、左から青、黄、赤になっています。
青＝進むことが出来る。
赤＝止まる。
基本中の基本で知っていない人はいないと思います。
では、黄色の灯火は？気を付けて進む？早めに渡る？
正確に答えられますか？
黄色は…道路交通法施行令 （信号の意味等）第二条
一 歩行者は、道路の横断を始めてはならず、また、道路を横断している歩行者は、すみやかに、その横断を終わるか、又は横断をやめて引き返さなければならないこと。
二 車両及び路面電車は、停止位置をこえて進行してはならないこと。ただし、黄色の灯火の信号が表示された時において当該停止位置に近接しているため安全に停止することができない場合を除く。
上記の様になっています。自分の現在位置でどう行動するか決まっています。
既に進行していれば早めに渡るか、引き返す。その前だったらちゃんと止まる。
しっかりとそれぞれの色で意味が決まっている信号機ですが実は、黄色が一番明るいって知っていましたか？
何故、黄色が一番明るいのでしょうか？
・「信号の変わり目」は危険であり、ドライバーや歩行者に止まる準備をするよう知らせるため、「黄」を一番明るくしている。
・色覚異常をもつ人への配慮。赤と青がグレーのような色に見えることがある人もいるといわれており、
比較的、色が視認しやすい黄色を利用して「これから信号が赤に変わるという危険性」を認識してもらう。
上記の様な理由から黄色が一番明るく設定されているそうです。
ちなみに法律で定められてはいません。信号機を作るメーカー側の配慮です。
三色が同時に点くことはないので、明るさに違いがあることは全く分かりませんでした。
そういった細やかな配慮で危険性を減らせるのだなとメーカーの工夫には驚きです。
普段意識して信号機の色の明るさの違いを見たことはないですが、
今度変わり目とかにじーっと見ます。
見ても気づくか分かりませんけど。
