よくニュースで聞きますね。
「〇〇道が、トラックの横転事故で通行止めです。」
どうして横転するのでしょうか?
ラジオのニュースで、道路交通情報を聞いていたら、通行止めのお知らせが。
よくあるのが、「〇〇道が車の横転事故で通行止めです。」と言うニュースです。
車が横転したら大事故です。大きさもあるものですから、道を塞いでしまうのも仕方ないですよね。
でも、そんな大きさのある車がどうやって横転するのでしょうか?
・強い横風
台風の時に見ます。背の高いトラックで荷物を積んでいなく軽い状態だと横風に煽られて、
そのまま横転します。高さがある状態で軽いとそりゃ煽られます。
・縁石に乗り上げる
中央分離帯や歩道と車道を分けている、タイヤの半分くらいの高さの縁石に乗り上げて、バランスを崩して横転します。
・脱輪、落下
タイヤが一つでもなくなればバランスを崩します。
そのまま上手く停まれればいいですが、スピードが出ていれば、
横転する確率が高くなります。
・スリップなどの横滑り
雨が降っていてマンホールなどの上でブレーキを踏むと、
挙動が安定せずにスリップすることがあります。
4輪でも危ないですが、2輪は特に危ないです。
これからの時期だと落葉が濡れてそれにタイヤをとられることがあるかもしれません。
・事故
事故で、車同士がぶつかって横転というのもあります。
ぶつかった際に、車体同士の重さ、大きさによって軽い方が横転することになります。
・過積載
車は決められた重さまでしか積めません。
しかしそれを守らずに積むとブレーキの効きが悪くなり、
普段だったら曲がれるはずの曲がり角でバランスを崩して横転…ということになります。
荷台に高く積みすぎたり、しっかりと荷物を固定していなかったり…ということでも横転の原因になります。
上記の様に色々な原因で横転します。
横転事故は、単独事故の方が多いそうです。
横転しやすい車としては、トラック、トレーラーがあげられます。
横転率が低いのは、スポーツカーやセダンとかです。
つまり、重心が高い車や車高が高い車程横転の可能性が高くなると言うことです。
これは、横風の影響を受けやすく、荷物を積むことも多いなどのこともあげられると思います。
横転しないためにはどうしたらいいのでしょうか?
急ハンドルや急ブレーキをしないようにし、荷物は積みすぎない。
風の強い時には無理に運転をしない選択も必要です。
強い風の吹く橋の上とかは恐怖でしかないです。
橋の上で横転ならまだしもそこから落ちたらと思うと…。
後は、ちゃんとシートベルトをしておくこと。
これのあるなしで救命率が変わります。