この勘違いがたまにまだあるように聞きます。
昔はそんなことがあったのかな??
並んでてもチケットを持っている人が優先権ある!!とか?
ないですから!!!
きっちりと並んでご乗車下さいね。
で、そんなタクシーチケットとは?
私は、この仕事をするまでタクシーチケットを見たことがありませんでした。
あることは知っていました。
>タクシーに乗る際に記載の金額まで使用する事が出来る~位の認識です。
まぁ、その通りですね。
しかし、種類が多い!!
クレジット会社さんが出しているもの、
大手のタクシー会社が出しているもの、
旅行会社さんが出しているもの、
福祉系、大手企業系、等々…盛りだくさん。
いまだに初めて見るものとかありますからね~。
さて、そんなタクシーチケットですが、
取り扱う時の注意点があります。
まずは、日付です。
〇年〇月まで、当日(〇月〇日)限りと記載されています。
それをしっかりと確認します。
これは、お客様も、私達乗務員にも重要な所ですね。
これが違えばもちろんそのチケットは使用できません。
そして、利用限度額です。
チケットに、1万円まで、3万円までなどの記載があります。
その金額までしかご利用いただけません。
万が一そのご利用金額以上になれば、
差額を頂戴しなければいけません。
まぁ、これはめったにないですね。
金額と同様に注意することが、
これもめったにないですが、同時に何枚まで使えるか?です。
一枚当たりの金額が低いものですと同時に何枚も使えるものがあります。
それが、無制限なのか?3枚までなのか?おつりは出るタイプか?
など注意をして見ますね。
タクシーチケットの表側は、基本的にお客様ご自身の手で記入してもらいます。
その際に重要なのが、金額とお客様のサインです。
目的の場所に到着したら、お客様に金額をお伝えして、
その金額を記入してもらいます。これは、お客様ご自身にしてもらわらなければいけません。
大抵のタクシーチケットにも「お客様ご自身でご記入ください」と注意書きがあります。
乗務員が記入して違う金額だったら大問題ですから。
もし、手が不自由とかでしたら乗務員が代筆することも無きにしも非ずですが…。
そして、重要なことがサインです。
ご利用者様のお名前を記入してもらう欄がありますのでそこに、
サインをしてもらわなければなりません。
これを忘れると最悪の場合は、決済がおりずに乗務員が自腹で…なんて怖いことも
あるとかないとか…。
裏面は、基本的に乗務員が書きます。
種類によって違いますが、
日時、どこからどこまで、金額、乗務員の氏名、タクシーの番号等です。
これらは、お客様が降りられた後に乗務員が記入します。
最後に、タクシーチケットを使用する際は、
出来れば最初にその旨を伝えておくことが無難です。
大手のタクシーチケットを大手のタクシー会社で使用する場合は、
問題がないことがほとんどですが、
一部個人タクシーや会社によっては使えない種類もあります。
そのことを防ぐ意味でも最初に
「〇〇のタクシーチケット」使える?と聞いておくことが安全です。
タクシーチケットによっては裏面に使えるタクシー会社の
マークが書いていることもありますが、
もちろんそれ以外のタクシーも使えたりします。
タクシー会社同士が提携していたりですね。
取り合えず種類の多いタクシーチケットを
乗務員もお客様も適切に取り扱いたいものですね。