交通事故は、自分がどれだけ安全運転を心がけていても、
起きる時には起きてしまいます。それは仕方ないです。
その際に、座っている場所でケガの確立は変わるのでしょうか?
交通事故は嫌ですねー。まぁ好きと言う人はいないと思いますが。
そんな交通事故ですが、座っている座席によって死亡率は変わります。
どの座席が一番危険なのでしょうか?
一番安全な座席はどこでしょうか?
・運転席
一番死亡率の高い座席と言われています。
そりゃそうです。だって、運転席に人が座っていないと自動車は動きません。
そして、1人で乗っていることもよくあると思います。
どうしても確率は高くなってしまいます。
・助手席
昔は、助手席は危険と言われていましたが、
今は助手席の安全率は高くなってきています。
助手席周りのエアバッグ、シートベルトの着用などが安全性を高めています。
今の自動車は大体助手席に座ったら、シートベルトをしないとアラームが鳴るようになってます。
・後部座席
後部座席と言っても広いです。
セダンタイプだと、後ろに3人ですが、
ワンボックスタイプだと3列シートで、6人座れます。
後部座席の中でも更に座る位置によって確立が変わるそうですが、
そこまで言い出したら細かくなってしまうので…。
交通事故の死亡者数は、年々減ってきているのですが、
後部座席だけの情報を見ると人数はあまり変わっていないとデータがあります。
後部座席の死亡者数、平成18年上半期 99人、平成28年上半期 96人と大差がありません。
どうして、後部座席の死亡者が多いのかと言うと、
シートベルトの着用率の低さが原因と言われています。
運転席、助手席はシートベルトの着用は昔から義務付けられています。
後部座席は、2008年から義務なんですが……そこまで着用している人が多くない…という事実があります。
シートベルトの着用率に関して2019年の警察・JAF合同調査があります。
運転手…98.8%
助手席…95.9%
後部座席…39.2%
明らかに後部座席の着用率が低いです。
事故の際にシートベルトの着用の有無でケガも変わります。
車外に飛び出すのを防いだり、そうでなくてもどこかにぶつけることを防いでくれたりします。
このように、どの座席に座るかによって死亡率は大きく変わります。
と言っても、運転席に座らずに自動車を動かすことは出来ないので、
運転席は仕方ないとして、後部座席に座る時は、
シートベルトの有無が危険性を大きく変えると思っていいですね。
どの座席に座ってもシートベルトをするようにしましょう。