子どもを一人車内に残してはいけません。
これは、当たり前のことです。
それをキャンペーンとしています。
子どもを一人で車内に残してはいけないことは、
多くの方が認識しています。ほんの数分だから…とかでも、
子どもは何をするか分かりません。内側からロックをしたり、
シートベルトに絡まったり命の危険があります。誘拐の危険性もあります。
数分の事でも危険なのにそれ以上の時間だと更に熱中症になります。
でも、子どもを車内に長時間放置する事件が後を絶ちません。
その中でも、長時間放置して死亡事故が起きてしばしば取り上げられているのがパチンコ屋さんです。
今は、ほとんど聞かなくなりましたが一昔前には何度かニュースで聞きました。
そこで、ホール関係５団体で「子どもの車内放置撲滅キャンペーン」を実施しています。
取り組みの内容としては……
・子供を連れての来場の禁止の掲示
・駐車場の巡回
・車内に取り残された子どもを発見した際の保護者への呼びかけ
・緊急時、窓ガラスを割るなどの救助
上記の様な取り組みを行っているようです。
強化期間は、ゴールデンウィーク～１０月、および年末年始。
特別強化期間は、７月、８月。
強化期間が始まる春先だとまだ涼しいから大丈夫だろうと思われますが、
日中は日差しがあれば暑くなりますのでその時期から強化が始まります。
特別強化期間は、ものすごく暑くなることはもちろんですが、子どもの夏休み期間になり、
子どもを連れてくることが増えるからでしょう。
上記の取り組みによって救出された子どもは過去５年でかなりの人数です。
平成２７年度 ３８件 ４７名
平成２８年度 ２６件 ３４名
平成２９年度 ８２件 １０４名
平成３０年度 １０１件 １３０名
令和元年度 ９９件 １３５名
４５０名が救助されています。（全日本遊技事業協同組合連合会調べ）
上記の人数を多いと見るか少ないと見るか……。
どの様な状況で救出されたのかの事例も乗っていたのでざーっと見てみました。
パチンコ、スロットをするために駐車して、車内に放置している人がほとんどでしたが、
近隣店舗の利用のために、パチンコ店に止めている人も結構いるみたいです。
そうなると、店内にアナウンスをしても意味ないですよね。
他には、大抵の人はすぐに退店を促されて反省をして…とありますが、
危険性を説明しても理解してくれない人には、系列店のすべてに入店禁止とかの厳しい措置を取っていることもあるみたいです。
放置された子どもを発見するのは多くは巡回の人です。
駐車場を利用している他の利用客や近隣住民からの通報も。
でも救助された人数が上記で多分氷山の一角なのかもと思います。
最近の自動車だとファミリーカータイプは後ろにスモークがあることが多いと思います。
そうなると後部座席だと中を覗き込んでも中々見えないと思います。
数時間だし、１,２時間に１回は見に来るからとパチンコをしてしまうのでしょうね。
パチンコをするなとは言いません。自分の趣味の範囲で人に迷惑をかけないのなら。
自分の子どもであっても車内に放置してまでするのは、依存症です。
さらに子どもに対しての虐待にあたります。車内への放置は絶対にやめましょう。
だからと言って、家に一人で放置もダメですからね！！
子どもの車内放置撲滅キャンペーンＨＰへのリンクです。
