あまり大阪市内の街中で見かけることは少ないです。
川はありますけど、用水路は少ないです。
でも、まだまだある所にはありますので注意しましょう。
今は、梅雨です。雨がたくさん降っています。
もう少ししたら、台風の時期になります。
そう考えると日本って、たまに水不足とか言われますが、
基本雨が多くて水が多い国です。
なのでたくさんの河川があり池もあります。
河川は多少工事などでまっすぐに修正したりしますが、
基本は曲がりくねっています。自然の物ですから。
では、用水路は?基本的に直線的なものが多いです。
用水路は、人間が利用するために池や川から人工的に水を引いて作った水の道です。
なのでコンクリートで覆われて、道路や畑に沿って作られることが多いです。
そして、垂直です。四角いです。
自然の河川の様に斜面が斜めになっていることは少ないです。
それもあり転落したら底に真っ逆さまです。
斜面で止まると言うことはありません。
安全のために柵があればいいですが、柵がない所も多いです。
こんな感じで道路に沿って用水路がありますが、柵はありません。
通常時であれば何も問題ありません。
しかし、雨で道路まで増水した場合は道路と用水路の境目が分かりにくくなります。
なので、よく台風の時に畑の様するを見に行き、自動車ごと用水路に転落……というニュースを聞きます。
それは、このように策もなく境目も分かりにくい状態で起きます。
ちょっと前までの日本でよくあった景色だと思います。
水が密接に日常にある風景です。
よく考えると転落の危険性があります。
浅い用水路ならともかく、この高さで転落をした場合は命にかかわります。
こんな感じでまだまだ、整備されていない用水路はたくさんあります。
転落をしないためにどう予防をしたらいいのでしょうか?
・道路が冠水するほどの天気で外出しない。
・豪雨で見通しが悪い場合は、ライトを点ける。
・脇見をしない。
・豪雨、冠水が想定される時は知らない道を避ける。
などが対策として考えられます。
基本ですがおざなりにしてしまうと事故の確率は高まります。
農業が盛んで用水路がとても多い岡山県では上記の様な対策が取られているそうです。
もちろん、柵の設置なども同時に進めているそうですが構造上設置が難しい所もあるので人が、
安全対策を取るのが大事になります。
行政も用水路での事故が多発するので対策に乗り出してはいるようです。
でも、なかなか進まないのが実態です。
もちろん事故の確率としては、自動車ごとの転落よりも歩行者、自転車の転落が多いですが、
自動車だからと安心感を持たずにしっかりと注意をしましょう。