警察庁が発表した資料によると、
12月は、仕事中の車が起こす死亡事故が増えるそうです。
何で増えるのでしょうか?
警察庁が、2014年~2018年の過去5年の
交通事故による死者数が12月が一番多く、その中でも
仕事中の車が起こす死亡事故が多いと発表した。
つまり、気を付けなさいと。
数字で言いますと、
12月は交通事故による死者数が2094人で
その内仕事中に起こした死亡事故は462人。
さらに、タクシー、バス、トラックの運転手による死亡事故は、
462人のうちの199人とのことです。
なぜ12月は事故が増えるのでしょうか?
・夜の時間が長い。
以前に薄暮の運転は要注意。でも話していますが、
昼間の時間が短くなります。
つまり、見通しが悪くなる時間が長くなるので歩行者に気づくのが送れたりします。
それによって事故が増えます。
・冬用の装備にしていない。
まだ大丈夫だろうと冬用の装備に変えていないことで、
スリップをして事故を起こすことがあります。
がっつり雪国でしたらちゃんと用意するでしょうが、
大阪とか東京とかそんなに雪が降る地域でもないと、
今年は変えなくても大丈夫かな?と冬用装備に変更しないことがあります。
でも、予期しない寒波がきてうっすらと雪が降ったら事故必死です。
そうでなくても、朝の寒さで橋が凍結をしたりします。
事故が起こりやすいですね。スタッドレスタイヤに変えるタイミングは難しそう。
・12月は忙しい。
年末でバタバタします。
クリスマスや忘年会、お歳暮の宅配や、
年始に向けての準備など色々な人がバタバタとします。
忙しいと焦ってしまい、事故を起こしてしまいます。
交通量も多く、少しでも早く行きたいとスピードを出せる所で
思わぬスピードを出してしまったりします。
・歩行者が多い。
イベントが多い=人が多いです。
クリスマスや忘年会などで繁華街は、
人が溢れています。
歩行者が多くなるとやはり接触事故も増えます。
また、酔った人も多くなるので、
歩行者が無理な横断をすることもあります。
上記の様な理由から事故が増えます。
さらに細かい所を言うと、
年末で疲れがたまってや、
車の暖房が温かくてうとうとと…などもあるそうです。
やはり、12月の運転は他の時期よりも気を付けなければいけない事が、
統計からも出ています。
タクシードライバーの仕事もこれからの時期が
忙しくなります。運転には細心の注意を払っていますが、
どうしても焦る気持ちも出てきます。
でも、安全が何よりと心に置いて仕事をしたいと思います。