梅雨が明けて暑くなると、台風のシーズンに突入します。
毎年どこかで被害があります。
雨だけでなく、台風の風にも注意しないといけません。
本当に暑いです。梅雨が全国的に明けて暑くなると、
日本は台風のシーズンになります。今も台風が発生していますねー。
毎年何個かは沖縄、四国、九州、本州のどこかに上陸します。
大雨で道路が陥没するのは当然危険ですし、
そもそも視界が遮られて危ないです。
そして、大雨だけでなく危険なのが風です。
風が危ないのは大半の人が分かっていると思います。
風で物が飛んでくるのはもちろん危険です。
自動車の中にいても飛んでくるものによっては、
自動車が凹むならまだしも、ガラスが割れてケガをするかもしれません。
それだけでも危険ですが、特に危険なのが強風による自動車の横転です。
どういった自動車が横転に注意が必要なのでしょうか?
どれ位の風で自動車は横転するのでしょうか?
風の影響を受けやすい自動車としては、
ワゴン車、ミニバン、トラックなどの車高が高い自動車が風からの影響を受けやすいです。
横からの風を受ける面が広いので横転しやすくなります。
逆に風の影響が少ないのは、車高の低い自動車です。セダンタイプなどです。
影響が少ないとは言え風の影響が全くゼロになることはないので気を付けなければいけませんが。
では、どれ位の風速で横転の危険があるのでしょうか?
もちろん上記の様に自動車の種類によって違うので一つの目安にはなりますが…
関西ではよくニュースで風速の規制がかかりやすい橋として、明石海峡大橋があります。
兵庫県の明石市と淡路島をつないでいる橋です。
ここの規制は……
・10分間の平均風速が15m以上で速度規制
・平均風速が25m以上で基本的に通行止め
・雨量は、降り始めからの連続雨量が250mmを超えた段階、または100mmに達したあとに時間雨量が40mm以上となった場合は通行止め
上記の様に公表しています。もちろん状況によってそれ以下でも規制や通行止めになることもあります。
橋の下は海なのでとても危険です。
上記の様に基準を公表している所はあまりありません。
基本的には管理をしている高速会社や警察が巡回を行って判断するみたいです。
大体平均風速10m~15mで速度規制。
20m~25mで通行止めが多いみたいです。
ただ、上記でも言っているように車種によって風からの影響は違います。
車高の高い自動車に乗っていて、少しでも危険だと感じたら風の当たらない所に避難しましょう。
橋や見通しのいい道路など風が通りやすい場所は避けましょう。
他には、トンネルの出口やビルの谷間などにも注意しましょう。
いきなり強風が吹くこともあります。
急の付く行動も危険になるので、十分にスピードを落として急ハンドルや急ブレーキをしないようにしましょう。
これからの時期は台風が多く日本に来ます。
事前の予報で、台風の進路は多少は分かりますので
出来る限り自動車での外出は避けましょう。
どうしても外出しなければいけなければ、
上記の様に車高の低い自動車で風が通る場所は避けましょう。