エコノミークラス症候群と言えば、
名前の通りに飛行機で起こるものと思っているのでは?
でも、どこでも起こる可能性はあります。もちろん車の運転でも。
エコノミークラス症候群って聞いたことありますか?
静脈血栓塞栓症(じょうみゃくけっせんそくせんしょう)とは、肺血栓塞栓症と深部静脈血栓症を併せた疾患概念である。
下肢や上腕その他の静脈(大腿静脈など)において血栓(凝固した血のかたまり)が生じ、静脈での狭窄・閉塞・炎症が生ずる疾患。しばし無症状性であることが多い。
飛行機内などで、長時間同じ姿勢を取り続けて発症することがよく知られており、エコノミークラス症候群と呼ばれることもあるが、
この呼称はエコノミークラス利用者に限定し発生する疾患との誤解を与える事から、欧米での呼称を訳した呼称の旅行者血栓症も提言されているが、
バスなどでの発生はまれだとしてロングフライト血栓症も用いられている。
by wikipedia
……えーっとつまり…長時間同じ体制でいることで、血が固まって血管を塞いでしまうこと。
血管の詰まる場所によってはとっても危険で死に至る可能性もあります。
車の運転は大丈夫じゃない?と思われるかもしれませんが、
長時間同じ体勢で運転をしていたら、エコノミークラス症候群になる可能性はあります。
また、車中泊などで体を自由に動かしにくい状況でも起こりやすくなります。
よく災害時の避難の際に注意としてあげられますね。
エコノミークラス症候群の対処方法は?
・定期的に体を動かす。
ロングドライブの際には、定期的に体を動かしましょう。
1時間に1回程度ストレッチをするだけで効果があります。
手足を伸ばしてぐるぐる回したりしてしっかりと屈伸をして、
足踏みをするなど数分動かすだけでも効果はあります。
・水分をしっかりと取る。
長距離ドライブの際には、お手洗いなどを考えると、
水分の摂取を控えたりもしますが、水分を控えると脱水を起こして、
エコノミークラス症候群が起こりやすくなるので、のどが渇く前に小まめに水分補給をしましょう。
アルコールは、逆に水分を出すのでダメですよ。
というか運転中に飲むなという話ですね。
・車中泊は出来る限りゆったりとした状況にする。
どうしても車内は狭いですが、座席をスライドさせて腰の下にタオルを入れるなどして、
ゆったりとした体勢を作れるように工夫しましょう。
寝返りが出来るくらいのスペースが確保できるのが一番です。
更に足を少しでも上げられるように、足の下に荷物を入れて出来る限り体が平らになるようにしましょう。
衣服も緩めてリラックスした状況になるようにしましょう。
と言うことで、車の運転でも起こる可能性のあるエコノミークラス症候群の予防方法でした。
私は、職業柄どうしても長時間の運転になりやすいので、
予約迎車の時など車外に出る機会がある時には少しでも体を伸ばすようにしています。
なってからでは遅いので少しでも体を動かすように意識しています。