臨時認知機能検査は、安全のためです。

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高齢者の方は、免許証の更新時に認知機能検査があります。
しかし、一定の違反を行うと更新でなくても、
臨時に検査をしなければいけません。

臨時認知機能検査は、安全のためです。

75歳以上のドライバーが、運転免許証を更新する時に、
認知機能検査を行うことはよく知られています。
(1)時間の見当識
(2)手がかり再生
(3)時計描写

の3つを行って認知症の度合いを確かめるそうです。
その結果がよっぽどやばくない限りは、更新が出来ます。
で、71歳以上の高齢者の方は無事故無違反であって、
ゴールド免許証であっても、更新期限は3年になります。

しかし…、認知症は発症したら3年どころか、数ヶ月もすれば状況が変わることがあります。
人によって進行速度は、ゆっくりだったり早かったりですが、
3年という期間は長いです。その間に進行して、認知症が原因で事故や違反を起こすかもしれません。
その時に、そのまま放置するのは危険なので、検査をしましょう。
というのが、臨時認知機能検査です。

臨時機能検査は、75歳以上の人が一定の違反を行うと実施されます。
違反は下記の18種類になります。

1.信号無視
2.通行禁止違反
3.通行区分違反
4.横断等禁止違反
5.進路変更禁止違反
6.しゃ断踏切立入り等
7.交差点右左折方法違反
8.指定通行区分違反
9.環状交差点左折等方法違反
10.優先道路通行車妨害等
11.交差点優先車妨害
12.環状交差点通行車妨害等
13.横断歩道等における横断歩行者等妨害
14.横断歩道のない交差点における横断歩行者妨害
15.徐行場所違反
16.指定場所一時不停止等
17.合図不履行
18.安全運転義務違反

上記になります。………多いな…。
そして、言っては何ですがよくある違反です。
合図不履行とかしょっちゅう見ますけど……。

検査の内容としては、通常の認知機能検査と同様の内容です。
その検査の結果を前回の更新時に受けた認知機能検査の結果と照らし合わせます。

・前回と変わらないor良くなっている。
特に問題なしとして、そのまま免許証は継続されます。

・前回より少し悪くなっている。
臨時高齢者講習を受けなければいけません。
受講したら、免許証は継続できます。

・記憶力・判断力が低くなっています。の結果になった。
検査の結果一番悪い結果になった場合は、
専門医の診断や診断証の提出が必要となります。
その結果で、臨時高齢者講習を受けれれ状態であれば免許証は継続できます。
しかし、医師の診断が認知症で運転は困難と出れば、
運転免許証は、停止、取り消しになります。

このように、上記の様にしっかりと決まっています。
75歳以上の人が違反をした場合は、通常の違反よりもとても面倒なことになります。
通常は、違反金を納めるだけですけど、それ以外にも臨時認知機能検査が必要になり、
もちろん検査費用も必要ですし、時間と手間がかかります。

高齢の方に運転をするなとはいいません。出来れば返納を薦めたい所ですが、
生活に必要な場合や、運転することが生活の張り合いになっていることもあるでしょう。
高齢者になったからこそ、今まで以上に交通安全に気を配らなければいけません。
臨時認知機能検査を受けなくてもいいように安全運転を心がけてください。

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